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7月上旬の株価上昇を示唆する2つの季節的要因

7/4(火) 18:00配信

マネーポストWEB

 相場がどの時期にどういった動きをする傾向があるのか、という大きな流れを理解しておくことはトレードをする上で1つの大きな目安となる。もちろん、それにとらわれすぎて足元をすくわれては元も子もないが、流れを知らないよりは知っていた方が有利にトレードを行うことができるだろう。ではこの7月、相場はどのように動く傾向があるのだろうか? カリスマ主婦トレーダーとして知られる池辺雪子さんが、解説する。

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 相場には季節的傾向があります。トレードをされている方であれば、「なぜか毎年この時期になると、相場が下落することが多いなあ」といったことを自然に感じることもあるはずです。例えば1つ有名な例を挙げると、「セルインメイ」というアノマリーが示すように、5月は相場が下落する傾向にあるとされています。

 もちろん、あくまで傾向の話であり、必ずそうなるということではありません。ただ、トレードをする上で1つの目安にはなると言えます。

 そこで今回は7月上旬の相場がどのように動く傾向にあるのか、ということをお伝えします。結論からお伝えすると、7月上旬は日本株などの相場が上昇する傾向にあります。なぜでしょう? 今回は2つの理由を紹介いたします。

 まず1つ目に挙げられるのが、「6月末から7月上旬にかけて、多くの企業がボーナスシーズンを迎える」という理由です。

 この時期、日本では多くの会社員の方々がまとまったお金を受け取ります。貯金したり、子供の教育費に充てたり、使い途は人それぞれかと思いますが、「せっかくだから投資でも始めてみようか」と考える方も多くいらっしゃいます。そして証券会社も、会社員の懐が厚くなるこの時期を狙って、新規口座開設と取引の開始を促します。

 その結果、マーケットにより多くの資金が流入し、7月上旬あたりに相場が上昇する傾向が生まれる、ということです。

独立記念日と相場の関係性

 そして、もう1つの理由を紹介しましょう。2つ目は、日本ではなくアメリカのお話です。7月4日はアメリカ国家にとって非常に重要な「独立記念日」です。アメリカ人にとってお祝いの日ですね。

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最終更新:7/4(火) 18:00
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