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「TOKYO土産」定番つかめ 外国人に刺さる勘所は?

7/4(火) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 東京五輪・パラリンピックまであと3年。国内外から観光客が集まる世紀の祭典は東京をPRする絶好のチャンスだ。でもちょっと待てよ、東京に訪れたお客さんに、旅の記念として持って帰ってもらうものは……。あれ、よく考えたらインパクトのある東京土産がまだまだ少ない。新たな「TOKYO土産」の定番を形作ろうと走り出した現場を追った。


 2020年、東京五輪・パラリンピックが開催中の競技場。観客席から声援を送るのは、TOKYOの文字とキスマークが描かれたTシャツを着た人たち――。
 今、日本でこんな光景を夢見るプロジェクトが動き出した。その名も「キストーキョー」。「東京にキスをしよう」をテーマに、観光情報を発信する予定で、まずキスマークのロゴグッズも作成した。目指すのはニューヨーク土産の定番として世界中から愛される「I LOVE NY」(LOVEはハートマーク、以下同様)ブランドだ。
 挨拶代わりにキスをする外国人とは違い、「日本人はキスが苦手だが、それも日本人ならでは」。企画を進めるKISS TOKYO(東京・中央)の秋山真哉代表はテーマにした理由を話す。秋山代表はきめ細かな芸で有名なタレントのいとこで、別会社でグッズ販売などを手掛ける。
 ロゴのデザインは数々の広告を手がける千原徹也さんによるもの。第1弾としてTシャツなどのネット販売を始めた。ロゴはライセンス契約を結んで使用でき、すでにメーカーとのコラボ商品の企画も動きだしている。「お土産はその時の『思い』を持って帰るためのツール。様々なアイテムを展開して、キストーキョーショップを作るのが目標」と秋山代表は話す。
 土産といえば、今までは大手や一企業の取り組みにとどまっているケースがほとんど。世界に発信するのは至難の業だ。ロゴによって皆でスクラムを組めば、多彩な商品でアピールでき、存在感も高められる。五輪・パラリンピックを機に、そんな連携の輪が広がりつつある。

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最終更新:7/4(火) 7:47
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