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希望ファーストの会候補 小池陣営に嫌がらせ受けたと告訴状

7/4(火) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 東京都議選でポスターに都民ファースト(都民F)ならぬ「国民ファーストの会公認」と打ったのは、千代田区から立候補した後藤輝樹氏(34)。昨年の知事選に続いての出馬となった“常連候補”だ。

 千代田区は「都議会のドン」こと自民党都連の前幹事長・内田茂氏(78)の後継・中村彩氏(27)と都民ファーストの樋口高顕氏(34)が定数1を争う注目選挙区だったが、都民ファースト陣営関係者は選挙戦終盤にこう嘆いた。

「樋口氏は元警視総監の長男といっても無名。支持者から“入れるのは後藤さんだっけ?”と真面目に聞かれて弱りました」

 無名候補の存在が思わぬ攪乱要因となったわけだ。

 中央区(定数1)では都民ファースト公認の西郷歩美氏(32)の他に、政治団体「希望ファーストの会」代表・斎藤一恵氏(48)が登場。

 12年間シンガポールで人材育成会社を経営した斎藤氏は、昨年10月に小池氏の「希望の塾」に入塾したが、公認は得られなかった。出馬を諦めきれない斎藤氏は「希望ファーストの会」を設立。会見では「小池さんから推薦をもらえる希望に賭けた。その時、ポスターの修正が最小限で済むでしょ」と庶民派の“経営感覚”をアピールした。

 転んでもただでは起きない斎藤氏は、小池支持者から「立候補を取りやめろ」という電話などでの嫌がらせを受けたとして、6月26日に告訴状を東京地検に提出する騒動まで起こした。

 江東区(定数4)では民進党公認候補だった柿沢幸絵氏(47)が都民ファースト推薦を求めて離党。民進党は大沢昇氏(52)を告示直前に公認した。同氏は元都議(3期)で都議会の民主党幹事長(当時)も経験したベテランだが、当初は無所属で出馬予定だった。そのためか、選挙カーには大きく〈小池都政にYES!〉の文字。

 選挙活動中の同氏を直撃したが、「敵の敵は味方ということですよ」と言葉少なに〈YES!〉の選挙カーに乗り込んだ。

※週刊ポスト2017年7月14日号