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山口俊を古巣DeNAにぶつけた巨人・高橋監督に愛はあったか

7/4(火) 16:00配信

NEWS ポストセブン

 FA権を行使し、昨年オフにDeNAから巨人に移籍した山口俊が7月2日、古巣相手に初先発を果たした。ケガで出遅れた山口は6月14日のソフトバンク戦に移籍後初先発初勝利を飾り、これが移籍後3試合目の登板。名前がコールされマウンドに向かうと、DeNAファンから大ブーイングが巻き起こった。野球担当記者が話す。

「山口はDeNA時代に一度、抑え失格の烙印を押されながらも、中畑清前監督が先発に配置転換し、見事に復活。昨年はチーム最多の11勝を挙げ、チーム初のクライマックスシリーズ進出に貢献しました。ファンとすれば、暗黒期も経験し、これから上り調子になるDeNAで現役生活を全うしてほしかったというのが本音でしょう」

 愛したがゆえのブーイング。山口はそれがよほど身に染みたのか、始球式を控える小学生の横で数度、舌を出して唇を舐めた。

 初回こそ3者凡退で切り抜けたが、2回にロペスに先制ソロを許す。その後1死一、二塁のピンチを迎える。バントの構えをした今永昇太がストライクを見逃し、飛び出した2塁走者・宮崎敏郎がタッチアウトに。ピンチを脱したかに思えたが、投手の今永にヒットを打たれ、9番・倉本に2点タイムリーを浴びた。3回には2番・石川がヒットで出塁すると、3番・筒香が2ラン。序盤3回で5失点と炎上した。

「かつて11年間在籍したベイスターズでは、山口俊がメンタル的に強い選手ではないというのは周知の事実。もちろん巨人の首脳陣も知らないわけではないでしょう。だとすれば、なぜ移籍1年目でまだ2試合しか投げていない状態で、プレッシャーが掛かると分かり切ったDeNA相手に先発させたのか。要するに、新しい職場である巨人は、FA移籍してきたばかりの山口俊の性格を理解し切れていない。単純にローテーションが回ってきたから投げさせたとしか思えないのです。単なる“コマ”として起用している印象を持ちました」(同前)

 山口が打ち込まれる姿を見ると、長嶋茂雄と江川卓の関係を思い出す。1978年秋、「空白の1日」事件で、江川の巨人入団が決まったかのように思われたが、直後のドラフト会議で阪神が交渉権を獲得。翌年のキャンプイン前日に小林繁との交換トレードで、江川は巨人に移籍。シーズンでは当然、小林vs江川の対決が期待された。

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