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言動にざわざわ…職場に驚きと笑いをもたらす外国人新入社員

7/4(火) 16:40配信

ファンファン福岡

外国人にとって、日本語は難しいと言われています。《敬語》は、シチュエーションに応じて、《尊敬語・謙譲語・丁寧語》を使い分ける必要があります。また《てにをは》が1字違っただけで、まったく違う意味になり、日本語の微妙なニュアンスやルールを把握するのは、至難の業なのです。

そんな難しい日本語で、職場に驚きと笑いをもたらす、大型新人が入社しました。

「はじめまして!王(ウォン)だよ!よろしく~!」

この春、友人が勤める会社に、新入社員がやってきました。ニコッと笑うと、えくぼができて可愛らしいその女性は、自己紹介の一言目でこう言いました。

「はじめまして!王(ウォン)だよ!よろしく~!」

まるで、芸能界の大御所にもタメ口で話しかける、ハーフタレントのような言動にびっくり!

中国出身の彼女は、幼い頃から英才教育を受け、中国でも随一のエリート大学を卒業。その後、日本の大手企業に就職した、世界に通用するトップエリートでした。

ところが、日本語に《敬語》があることを、知らなかったのです。

面接でも、社長を含むお偉いさんたち相手に、タメ口で接して、上層部をざわつかせたのだそう。

それでも非常に優秀な人材だったため、タメ口はさておき、期待の大型新人として、採用されたのでした。

彼女が入社してすぐ、上司が英文の書類1枚を彼女に手渡し、「この書類、簡単な英語なんだけど、日本語に訳してもらえないか」と依頼しました。

彼女は、ものの数分で、すらすらっと訳しました。

無邪気な彼女の言動に、上司は目を白黒

上司は感心して「流石、仕事が速いね。王さんは、中国語と日本語、英語も話せるトリリンガルだからなぁ!僕なんて、こんな中学生レベルの英語でも四苦八苦ですよ」と笑いながら言うと、彼女はニッコリ笑って、こう言いました。

「そうだね!こんな中学生レベルの英語が、分からないんだね」

きっと日本人ならば、「いやいや、そんなことないじゃないですか!」と、上司の言葉を謙遜と受け取って、否定するところ。彼女は、上司の謙遜を真に受けてしまったのです。無邪気な彼女の言動に、上司は目を白黒。


彼女が営業職についたこともあり、このまま社外でタメ口はまずいと、彼女の指導係が、敬語をはじめ、日本語を教えることになりました。

元々優秀なので、徐々にタメ口は封印されていきましたが、外国人にとって、日本語の《てにをは》の使い分けは難しかった様子。

ある日のランチタイム。外食をして、職場に戻ってきた同僚達に、彼女はニッコリ笑って一言。

「お昼ごはんは、なにに食べられましたか?」

(お昼ごはんは、なにを食べられましたか?または、召し上がりましたか?の間違い)

同僚達は、ワッと笑って「人がなにかに食べられちゃうって『進撃の巨人』?!いやいや、捕食されていないよ~(笑)」と盛り上がりました。

今日も、日本語に悪戦苦闘しながら、彼女は頑張っています。

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