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首位・楽天と6位・ロッテが対決。SB対オリックスは、打撃好調の両チームが激突!【パ展望第21節その2】

7/4(火) 14:30配信

ベースボールチャンネル

 プロ野球の第21節は、4日からパ・リーグの2カードで2連戦が行われる。福岡ソフトバンクホークスとオリックス・バファローズの打撃好調な両者による対決が行われ、首位・東北楽天ゴールデンイーグルスは今季6位に沈む千葉ロッテマリーンズと対する。

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■層の厚いソフトバンク打線VS波に乗るオリ打線

2位・ソフトバンク-4位・オリックス ヤフオクドーム 7勝4敗

 前節で首位・楽天に勝ち越したソフトバンクと前節をスイープして勢いに乗るオリックスの対戦だ。総力戦の興味深い2連戦になりそうだ。

 ホームのソフトバンクは初戦先発に石川柊太をマウンドに上げる。前回登板の日本ハム戦では7回を無失点12奪三振の好投を見せた。カード頭としての信頼を高めるレベルの高いピッチングだった。調子のいいオリックス打線を封じ込めたい。

 2戦目は武田翔太が復帰となりそうだ。前回は5回を投げ切れなかった。反省点を踏まえてゲームを作りたい。

 打線は本塁打と打点の上位を争う柳田悠岐、デスパイネが好調だ。6月27日に復帰した内川聖一が2日の試合を欠場したが、層の厚さは変わらない。2番を打つ今宮健太や松田宣浩、下位打線では甲斐拓也が元気なのも大きい。今節は打撃戦も予想され、どう戦っていくか注目したい。

 オリックスは初戦先発に西勇輝を当てる。本来なら前節のローテションだったが、あえて今節にぶつけてきた。ソフトバンクを見据えてきたことが予想される。2012年にノーノーを達成するなど抜群の相性を見せつけたい。

 2戦目はエースの金子千尋が上がる。西ほどの相性の良さはないが、エースとして期待のかかるマウンドだ。

 打線は前節、3試合連続で2桁安打を記録し絶好調だ。相手投手に合わせてオーダーを上手く組み変えている。小谷野栄一、ロメロ、マレーロが軸となるのは間違いない。チームとしての攻め方が徹底されており、ソフトバンク相手にどこまでできるか注目したい。


■初戦は楽天・則元VSロッテ・二木

6位・ロッテ-1位・楽天 ZOZOマリンスタジアム 3勝7敗

 今季の調子が正反対にあるチーム同士の対決だ。最下位のロッテに打開策はあるのか。楽天は前節の負け越しを取り返したいところだ。

 ロッテの初戦先発は二木康太が上がる。昨日はオールスターの監督推薦で初選出が発表されたばかり。チームの勝ち頭として好投を続けている。楽天戦は今季1試合に投げて、7回を無失点に抑えている。問題なくやれるはずだ。

 2戦目は佐々木千隼になるだろう。楽天戦での登板は2回目。左打線にはシンカーを上手く使いこなせるかが鍵となりそうだ。

 打線は1番のサントス、上り調子の加藤翔平、安定感が出てきた角中勝也らでうまくチャンスを作りたい。長打が期待されるペーニャ、パラデスはもちろん、5番の鈴木大地に期待がかかる。下位打線が課題だろう。三木亮、中村奨吾、田村龍弘がどこまで出塁できるか。2日の試合では唯一出場がなかった大嶺翔太が調子を上げつつある。スタメン復帰を視野に入れたい。

 楽天は前節、ソフトバンクに負け越した。状態はそう悪く、踏ん張りを見せたい。初戦先発はエース則本昂大。前回登板では黒星はつかなかったものの、先手を取られる苦しい投球だった。本来のピッチングを取り戻したい。

 2戦目は辛島航か。前回の復帰登板では6回を1失点に抑えて勝利をつかんでいる。コーナーに決まれば、そう連打は浴びない。

 打線は、1番・島内宏明が茂木とは違った持ち味を発揮している。2番・ペゲーロも特徴を生かし、4番・ウィーラーの調子がいい。ウィーラーの前後を打つ岡島豪郎、銀次も振れている。

 打線の切れ目のなさは健在で、ベンチに今江年晶、枡田慎太郎、アマダーが控えているのは心強い。相手は若い投手が先発してくるが彼らの勢いをどう跳ね返すか。チームにとって大事な2連戦となるだろう。


氏原英明

ベースボールチャンネル編集部