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習いごとはさせるべき? 塾はどう選べばいいの? 中学受験を考える前に知っておきたい、家庭でムリなくできること

7/4(火) 6:30配信

ダ・ヴィンチニュース

 「伸びない子はひとりもいない」をモットーに子どもたちを指導してきた人気塾講師が教える、中学受験を考える前に知っておきたい家庭で無理なくできることが紹介された『合格する親子のすごい勉強』(松本亘正/かんき出版)。家での勉強、習い事はどうするかなど、親子でどう勉強に取り組んでいけばいいかがよくわかるようになっています。

低学年のうちは、大切なことを頭に入れていくことも大切ですが、小学6年間ずっと詰め込み教育をし続けるだけでは、長期的に見たら伸びない
 これまでの教育はとにかく覚える、詰め込み教育が一般的でしたが、いまはそれだけに偏ると学力は伸びにくいといわれています。それは暗記だけでは自分で考える力、物事をつなげて考えていく力がなかなか身につかないからです。2020年には大学入試改革が始まり、その場で考える力が問われるような企業の採用面接に近い形式の受験が待っているといわれています。中学校、高校受験、大学受験、そして社会人になってからも生き抜ける学力を身につけるためには、やはり親の関わり方が重要となってきます。

 12歳までなら、どんな子も、素直に吸収し、思考力を高め、学力を伸ばしていく素養を持ち合わせているもの。その環境を用意するのが親の役割で、子どもをどんなふうに育てていくか、家庭でのルール――教育方針がぶれない家庭は子どもの伸びしろも大きいと著者はいいます。教育方針は子どもがどんな大人になってほしいかイメージして、先を見据えて決めることが大切ですが、現在の子どもの性格とかけ離れたイメージをするのはNGです。積極的なタイプか、穏やかな性格であるか、もともとの性格を活かしたうえでの教育方針を決めましょう。

■勉強と習い事は両立させることを当たり前にする

 幼児教室など早いうちから習い事を始める子どもが増えてきました。習い事をがんばって続けることで、集中力や忍耐力、継続力が磨かれます。勉強と習い事を両立させるために、効率よく時間を使うようにできれば、社会人になってからも生きる力となります。また、塾を選ぶ場合、子どもだけでなく親自身も無理なく関わることができる塾を選ぶことがポイントになります。宿題が多く親が勉強を見ることが前提にある塾もあれば、ほとんど面倒をみてくれる塾もあるので、親としてどれくらいの対応ができるのかも考慮することが大切です。そして、「授業だけ提供してくれる環境がいい」「質問に素早く答えてほしい」など、塾にどんな関わりをしてもらいたいか考え、塾選びの指標とするといいでしょう。

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