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ビデオカメラ、防水の「GoPro」が抜きん出た人気

7/4(火) 12:00配信

日経トレンディネット

 前回の「デジタル一眼、フルサイズミラーレス『α7 II』が人気」に引き続き、今回はビデオカメラの売れ筋をヨドバシカメラ新宿西口本店カメラ館で取材した。

【関連画像】GoPro「HERO5 Black」

 ビデオカメラといえばハンディータイプが主流だと思いがちだが、同店では最近アクションカムの売れ行きが目立っているという。カメラ専門チームリーダーの秋田谷博規氏は「ハンディータイプはすでに持っている人が多いので、買い替え目的ということになります。ですが、そこまで頻繁に買い替えるものではないので、新規に購入したいという人が多いアクションカムの勢いが際立っていますね。数年前からの動きですが、加速している感すらあります」と話していた。

 それを踏まえて、ビデオカメラの売れ筋ランキングを見ていこう。

 1位と2位にアクションカムが並び、ハンディータイプの一番人気は4K撮影のHandycamと、カテゴリー全体の動きを感じる構成になっていた。「趣味用にしろファミリー向けにしろ、数年前に比べて動画に対する意識が圧倒的に上がっているのを感じます。記録だけでなく、編集したり発表したりという意識で選ばれていく印象です」とのこと。

 次のページからモデルごとに人気の理由を探っていきたい。

※掲載している価格とポイントは、2017年6月19日14:30時点のもの。日々変動しているので、参考程度に見ていただきたい。

本体防水で注目の「HERO5 Black」、手ブレ補正がすごい「HDR-AS300R」

 1位は、GoProの「HERO5 Black」。最新最上位のアクションカムで、4K/30fps撮影や本体防水機能を備えている。RAW写真の撮影や位置情報の付与も可能で、背面にタッチパネルモニターも搭載している。

「圧倒的な勢いで売れているモデルです。本体のみで防水に対応したうえ、背面のモニターはBlackのみの搭載なので、人気が集中していますね」

 ハンディータイプと比べて趣味性の高いアイテムだが、GoPro全体で女性人気が高いのも特徴のひとつだ。「InstagramやYouTubeに臨場感のある写真をアップしたいから購入する、という女性がかなり多い印象です。これから夏に向けて、本体防水なのでウォータースポーツもばっちり撮れますし、しばらくは勢いが止まらないんじゃないでしょうか」

 続く2位は、GoProのライバルといえるソニーの「HDR-AS300R」だ。同社のハンディータイプで実装されている空間光学ブレ補正機構をアクションカムで初めて搭載したモデルで、フレーミングが安定してきれいな動画が撮りやすい。本体はIPX4等級の防滴仕様で、防水ハウジングも付属している。

「いろいろなメーカーのアクションカムが登場しましたが、GoProに対抗し続けているのはソニーだけですね。アクションカムが欲しいとなったとき、GoProの比較対象となる唯一の存在といったところです。強力な手ブレ補正機構を搭載しているほか、一般的なカメラの三脚がそのまま使えて手持ちの資産が利用しやすい、といった点がGoProにはないメリットといえます」

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