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「慰安婦謝罪碑」訂正男性 韓国へ向かう決行直前の一問一答

7/5(水) 7:00配信

NEWS ポストセブン

 ある日本人男性が韓国・ソウルにある「従軍慰安婦謝罪碑」の文言を“訂正”し、韓国で逮捕された。一旦は出国したものの、韓国警察による出頭命令により、彼は再び韓国へ渡った。彼は本誌の取材に対し「韓国警察が来いというのだから行きます。逮捕は望むところ。裁判で“吉田証言”の嘘を主張する」と語った。

 男性は那覇市在住の元海上自衛官・奥茂治氏(69)。ソウルの仁川空港に到着後、“予定通りに”待ち構えていた警察官らに逮捕された。容疑は公用物損壊と不法侵入。今年3月20日深夜に、韓国中部・天安市の国立墓地「望郷の丘」に立ち入り、石碑の碑文を無断で書き換えた行為が罪状となった。

 この石碑は吉田清治(故人)という日本人が1983年に寄贈したものだった。

 吉田氏は、「済州島で韓国人女性を慰安婦として強制連行した」という証言を繰り返し、それを1980年代~1990年代初頭にかけて朝日新聞が集中的に取り上げたことで、今に続く慰安婦問題のきっかけを作った“吉田証言”の主である。

 ちょうどその頃、吉田氏は「望郷の丘」に謝罪碑を建立。碑の除幕式では「あなたは日本の侵略戦争のために徴用され強制連行され……(以下略)」と書かれた碑文を読み上げ、式典参加者らの前で土下座した。

 しかし、その後、吉田氏の一連の証言が虚偽であることが次々と指摘される。そしてついに2014年8月、吉田証言を何度も掲載していた朝日新聞も検証記事で〈裏付け得られず虚偽と判断〉と結論づけ、18本の関連記事を取り消した。

 そして奥氏の手によって「望郷の丘」謝罪碑にも“訂正”が入った。奥氏が“逮捕は望むところ”と韓国へ向かう当日、奥氏に那覇空港で話を聞いた。

──吉田証言の訂正は日本からでもできる。わざわざ逮捕されに行く必要はないのでは?

「韓国警察が法に触れたことをしたというのなら、私はその罪の償いをすべきだ。全ては裁判で明らかにする。私は逆境に強いから、心配は無用」

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