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「メゾン マルタン マルジェラ」の共同創設者、73歳で死去

7/5(水) 14:01配信

WWD JAPAN.com

 「メゾン マルタン マルジェラ(MAISON MARTIN MARGIELA、以下マルジェラ)」の共同創設者であり、「マルジェラ」のコミュニケーション・ディレクターを長きにわたって務めてきたジェニー・メレンズ(Jenny Meirens)が、長い闘病生活の末、7月1日にイタリア・プッリャ州の自宅で亡くなった。享年73。

 表舞台に出ることは少なかったが、1988年に設立された同ブランドのビジネスブレインとして有名で、80年代にはベルギー人デザイナーの台頭にも寄与したことで知られている。

 ブリュッセルの起業家であったメレンズは、「マルジェラ」設立以前は、「モンタナ(MONTANA)」や「ヨウジヤマモト(YOHJI YAMAMOTO)」等のブランドを扱うセレクトショップのクレア(CREA)などを運営していた。84年には、ブリュッセルに初めての「コム デ ギャルソン(COMME DES GARCONS)」を出店した。国内の若いデザイナーが国際的なシーンに出ていくきっかけとなる、ゴールデン・スピンドル賞(Golden Spindle award)の原案を考案したうちの一人としても知られている。

 カート・デボ(Kaat Debo)MoMuチーフ・キュレーター兼ディレクターは「ジェニー・メレンズをマルタン・マルジェラのビジネスパートナーであり、『マルジェラ』の共同創設者と認識しているが、当時、無名の若いデザイナーを擁立することがどれだけリスクを伴ったかということを忘れがちだ。メレンズのような、若者のポテンシャルを信じて投資することをいとわないような女性が、今のファッション界にこそ必要だ」と話す。

最終更新:7/5(水) 18:01
WWD JAPAN.com