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つい比べてしまう……自分の子どもと他人の子。やっぱりおかしい?

7/5(水) 8:00配信

BEST TIMES

■成長は早い、遅いじゃない

 親にとって子どもの成長は喜びが大きい反面、一喜一憂してしまうものでもあります。隣のクラスのあの子より小さい、とか○○ができないとか……。でも、なかなか人には言いづらい。そこで現役保育士の方に聞いてみました。
 子どもたちとの心温まるストーリーが大好評のてぃ先生・著書『ハンバーガグー』より子どもの接し方を紹介します。
 2回目の今回は『“差”じゃなくて、“違う”だけ』です。
 

  ついつい自分の子どもとほかの子どもを比べてしまうことがあると思います。保育士でもありがちです。
 例えば、
「あの子はもうオムツとれたけど、この子はまだとれない」
「あの子はあんなに話せるのに、この子はまだ話せない」
「あの子はあんなに背が伸びたのに、この子はまだ小さい」
 なんて具合につい比べちゃう。不安になり、大丈夫かなと心配をする。

 僕は思います。それでは子どもも大人ももったいない! と。
 ぜひ、こう考えてみませんか? 

「差じゃなくて、ただ違うだけなんだ」

 子どもは、大人の数十倍もの早さで成長が進みます。
 同じクラス(同じ年度生まれ)のなかでも、4月生まれの子どもと、3月生まれの子どもではかなり違います。

■育児本の数字はあくまで目安

 1歳児クラスで言えば、極端な話、まだ赤ちゃんみたいな子がいれば、少しお兄さんお姉さんらしくなっている子もいるのです。
 そこで比べたって仕方ないですよね。生まれた月が違うんですから。

 またはお誕生日が近いのに、自分の子とほかの子で成長の度合いが違う場合。
 これも違うだけです。

 早かった、遅かったということではなく、例えば、
「その子は昨日オムツがとれた」「この子はこれからとれる」
 これだけなんですよ。差があるのではなく、タイミングが違うだけ! 
 だから、なにかに焦る必要なんてないんです。

 よく育児本にこんなことが載っています。

 「オムツは○歳までにとれると良い」
「○歳までに自分で着替えられるようになると良い」
 まるで必須事項のように書いてあることがありますが、あくまで目安なんです。子どもによって全然違いますから。

 だから「この子はこうなんだ!」と自信を持ってください。

 大人の不安そうな顔を見たら、子どもも不安になります。そっちの方がよっぽど問題だと思います。

 ほかの子と比べて不安になるよりも、
「この子には、どんな素敵なところがあるだろう?」と、良いところをたくさん見つけて、それをいっぱい褒めてあげてください! 
 きっと、子どもも大人も笑顔になれますよ! (「ハンバーガグー」より構成)

文/書籍編集部

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