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「うまくなる人」になるために、自分の行動を1つ1つ「分解」してみよう

7/5(水) 9:10配信

ライフハッカー[日本版]

私が提唱している行動科学マネジメントとは、アメリカのビジネス界や教育界などで大きな成果を挙げている行動分析学・行動心理学をもとにしたマネジメント手法を、日本人に最適な形にアレンジしたものです。すでに多くの企業に導入され、組織の現場を変えてきた実績があります。(「PROLOGUE」より)

【画像】「うまくなる人」になるために、自分の行動を1つ1つ「分解」してみよう

こう説明するのは、『図解 うまくなる技術 行動科学を使った自己成長の教科書』(石田 淳著、まる出版)の著者。行動科学マネジメント研究所所長として、これまでに1000社以上の企業、のべ30000人以上のビジネスパーソンを指導してきたという人物です。

行動科学は「再現性」を重要視して構築されたメソッドであり、再現性とは「いつ、どこで、誰がやっても同じような成果が得られる」という意味。「ある物事では有効なやり方だけれど、別の物事では使えない」ということではなく、どんな分野の物事に当てはめてもよい結果が出るからこそ、科学的といえるのだそうです。

そして上達しない理由は、「やり方がわからない」か「続けられない」かのどちらか。だからこそ、その2つの課題を解消できれば、人は誰でもうまくなるという考え方です。つまり上達するための「行動技術」は、仕事でも勉強でもスポーツでも趣味でも、基本的に同じ。練習の中身が違うだけで、大枠は同じなのだということ。

著者によれば本書は、「再現性」のある行動科学のメソッドのなかでも、特に自分自身を上達させるための基本的なノウハウを11種の「行動技術」としてまとめたもの。きょうはそのなかから、「行動技術6 自分の現状を知る」に焦点を当ててみたいと思います。

うまくなる人は、自分の行動を細かく「分解」できる

行動科学では、「行動分解」という手法を重要視しているのだそうです。文字どおり、行動を分解してみること。たとえば私たちは「ペットボトルの水を飲む」をひとつの行動だと思っていますが、行動分解してみると、実は小さな行動の積み重ねによってペットボトルの水を飲んでいることがわかるわけです。試しに「ペットボトルの水を飲む」という行動を、10のプロセスに分解してみましょう。

行動は? ペットボトルの水を飲む


1:ペットボトルを片手でつかむ



2:もう一方の手をフタの部分に近づける



3:フタをつかむ



4:フタをひねる



5:フタを開ける



6:つかんだ手を口に近づける



7:飲み口を唇にあてる



8:ペットボトルのお尻を持ち上げる



9:水を口の中に流し込む



10:水を飲み込む

(108ページより)

当たり前すぎるようにも思えますが、この手法を身につけると、上達スピードが飛躍的にアップするのだと著者は主張しています。理由は、行動を細かく分解できれば「自分はどの行動まではできて、どの行動からできないのか」がピンポイントで明らかになるから。

ゴルフでいえば、「ボールをまっすぐに飛ばせない」というような大雑把な問題点ではなく、「ボールを捉える瞬間に前肩が数センチ開いてしまう」といった具体的な問題点になるということ。

しかも行動分解する方法は、スローモーションで動いてみて、ひとつひとつの動きを箇条書きにするだけなのでとても簡単。なおスローで動くのが難しい場合は、通常の動きを動画撮影し、スロー再生しながら箇条書きするとよいそうです。(106ページより)

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