ここから本文です

イタリアの食文化をお手本に。梅雨時の体の負担を軽減するための「アペリティーボ」とは?

7/5(水) 17:20配信

OurAge

「フィレンツェで目に鮮やかなアジサイの花を目にすると、日に日に夏が近づいていることを実感します」とは、水ソムリエ&飲泉師の竹村和花さん。

「日本の夏は、梅雨に代表されるように気温も湿度も上がってムシムシした気候になってしまいます。こんな時は、体調を崩したり、疲れやすくなったり、何をするのも億劫になったり。そして食欲は?というと、これも日によってたくさん食べられたかと思うと、急に食べられなくなったり。そこで、ぜひ取り入れていただきたいのが、イタリア流の暮らしスタイルです」

◆食欲のない時は回数で食べる
「朝は簡単にミルクやクッキーで。その代り、カラダを動かし始めたらお昼前のおやつにコーヒーとサンドイッチ。ランチは彩り鮮やかな野菜たっぷりパスタやお肉・魚などをシンプルなレシピで食べてみましょう。夕方は湿度が上がり蒸してきますから、ブルスケッタのような軽いおやつを。夜少しお腹が空いたら温野菜・焼き野菜のサラダやスープで空腹感をおぎなうようにして」

熱中症もそうだが、湿度によって受けるカラダのストレスは大きく、知らないうちにリズムが乱される、と竹村さん。食欲のない時は、無理していつも通りの量を食べようとせず、むしろ1回に食べる量を減らし、1日の食事回数を増やすことで体力を維持していくのがおすすめだと語る。

◆ブルスケッタで美味しく食べる
「中医学によると、キュウリや茄子・ピーマンといった夏野菜には『カラダの内側にこもりがちな余分な熱を逃がす』働きがあります。カラダを内側から冷やさず、かつ効果的に余分な熱を逃がすには、夏野菜を沢山使った料理をしっかり食べること」

夏野菜を使った簡単ブルスケッタの作り方を教えてくれた。
「一口サイズにしたバゲット10切れに、5切れにクリームチーズを、残りの5切れにマヨネーズを塗ります。マヨネーズを塗ったバゲットにキュウリの輪切り、その上にツナやハムを乗せましょう。クリームチーズを塗ったバゲットには、ピーマンのスライスと、その上にカットしたハムを丸めて乗せます。彩りでバルサミコやパプリカ・パウダーなどの調味料を一振り(もしくは1滴)かければ出来上がり」
材料さえあれば調理時間は5分。一口サイズで見た目もかわいく、おもてなしメニューとしても使えるという。

◆赤ワインも白ワインもフルーツサラダ風に
「イタリアには夕方、食事の前にBAR(バール)で楽しむアペリティーボ文化があります。仕事帰りのひとときを、グラスワイン1杯と簡単で郷土色豊かな小料理で会話を楽しむ、というものですが、20代後半から40代の女性を中心にとても人気があります。今ではどんな小さな田舎町に行っても、アペリティーボが楽しめるほどイタリア全土に普及しました」

蒸し暑さが続く季節。せっかくなので気分があがるようなフルーツサラダ風のワインでアペリティーボを楽しんで、と竹村さん。

「シュワシュワ清涼感たっぷりの炭酸水をミックスしたフルーツサラダ・ジュースの作り方もカンタンです。白ワインをベースにする時は、洋ナシやバナナのミックスジュースを白ワインで割って、炭酸水を加えます。赤ワインをベースにする時は、ブドウやベリージュースを赤ワインで割って、炭酸水を加えます」

ジュースとワインそれに炭酸水の割合は1:1:1。グラスに1/3ずつ注ぐのがベスト・バランスなんだとか。サクランボや黄桃など季節のフルーツを入れれば、見た目も可愛い夏のドリンクの出来上がりだ。

「梅雨独特の気候は、ココロにもカラダにも負担を感じさせますので、快適に過ごすための工夫が必要です。暮しのリズムを整えてゆくことで、素敵に快適に乗り切っていきましょうね」

最終更新:7/5(水) 17:20
OurAge