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哲学者國分功一郎が考える3名のインディーズ

7/5(水) 11:10配信

GQ JAPAN

『GQ JAPAN』2017年8月号では、「インディーズ・カタログ2017」と題して、インディペンデントな人・モノ・コトを紹介した。エキスパートが選ぶカタログ篇に掲載しきれなかった、哲学者の國分功一郎さんが考えるインディペンデントな人物を3名紹介する。

【 インディーズ・カタログ2017 】

■山尾志桜里

今の日本の政治家は志も知識もない輩ばかりになっている。山尾志桜里には、検察時代に培った正確な法の知識があり、それがその高い志の支えになっている。その事実は共謀罪を巡る国会でのやりとりにおいて十全に示された。

■オーウェン・ジョーンズ

日本ではあまり知られていないかもしれないが、イギリスの新聞『ガーディアン』などで活躍するまだ三二歳の若いコラムニスト。『チャヴズ(Chavs)』という本で、労働者階級の若者たちに対する偏見を批判して一躍有名になった。高い志をもった若きオピニオンリーダー。日本にもまだまだ彼のような人物が現れる可能性があるはずだ。

■ジョルジオ・アガンベン

最近では世界的に読まれているイタリアの哲学者であるが、注目したいのは彼が終始、自分の出身地であるイタリアにこだわっていることである。イタリアでイタリア語で考えることによってこそ、彼は世界的に通用する哲学を作り上げた。これこそ、グローバルがどうのこうのと言われる時代に一番大切なインディペンデントの精神であろう。

國分功一郎

最終更新:7/5(水) 11:10
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