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選び方にゆで方…とうもろこしをおいしく食べるための基礎知識

7/5(水) 11:00配信

女性自身

6月、夏の訪れとともに店頭に並び始め、秋の訪れとともに姿を消すとうもろこし。まさに夏を代表する野菜の、みっちり詰まった美しい実には驚きの“抗老力”があった!免疫疾患予防、老化予防など食品の機能性についての研究を行っている今井伸二郎教授が、とうもろこしの効用について教えてくれた。

「とうもろこしはリノール酸(多価不飽和脂肪酸)やオレイン酸(一価不飽和脂肪酸)などの不飽和脂肪酸を多く含みます。不飽和脂肪酸のなかでもリノール酸は必須脂肪酸といわれ、体内では合成できない重要な栄養素なんです」

このリノール酸が生活習慣病の予防に役立つというのだ。

「リノール酸は悪玉コレステロールを下げる効果があり、高血圧や動脈硬化の予防、改善効果が期待できます。そして強力な抗酸化作用を持つビタミンEが豊富に含まれているので、活性酸素を撃退し、体内から老化抑制の働きをしてくれるんです。また、ビタミンEには血行をよくする働きもあります。リノール酸、ビタミンEがともに多く含まれているとうもろこしは、健康の面からも美容の面からも、抗老効果の高い食品なのです」(今井先生)

そのほか、とうもろこしの効用には、「美肌」「デトックス」「ダイエット」などがあるそう。また、夏は冷房のせいで体が冷え、汗もよくかくので、血液の循環が悪くなりがち。

「カリウムが多く含まれていることも、とうもろこしの特徴です。カリウムはナトリウム(塩分)を排出する働きがあるので、高血圧予防、利尿効果があり、むくみ対策にもなります」(今井先生)

意外なことにカリウムがもっとも多いのは子実ではなくて“ひげ”。管理栄養士の関口絢子さんは次のよう語る。

「ひげにはカリウムや骨粗しょう症を予防するビタミンKが豊富なので、捨てるなんてもったいない!効果的に摂取するには料理に使うといいですね。かんたんなのは素揚げ。泥がついている部分をよく洗い、キッチンペーパーで水分を取ったら、素揚げするだけです。そのまま食べたり、トッピングに使ったり、あえ物やサラダに加えてもおいしいですよ。生のままスープやみそ汁に入れたり、刻んで薬味に使ったり、スムージーに加えるのもおススメです」(関口さん)

黄色の実に魔法の成分がたくさん詰まっているとうもろこしだが、購入の際にはどんなものを選べばいいのだろう?そこで、関口さんが「選び方」にあわせ、「下ゆで」の方法を教えてくれた。

■いいとうもろこしの選び方

ひげが多いものほど、実がぎっしり詰まっている。また、ひげが茶褐色になっているものほど完熟しているので、実がふっくらしている。先のほうまで太っているものを選ぼう。茎の切り口が乳白色でみずみずしいものは鮮度が高く、茶色くなっているものは古い。皮の色は濃い緑色のものが◎。

■とうもろこしの“下ゆで”3変化

とうもろこしは加熱法を変えると食感も甘さも変わる。次の3つが基本的な下処理法なので、いちばん好きな食感を見つけて。料理によって変えるとさらにおいしくできるそう。

【水からゆでればふっくらコーン!】

とうもろこしがすっぽり入る鍋(半分に切ってもOK)に水、とうもろこしを入れて火にかけ、沸騰してから3分ゆでる。ゆっくり加熱されるため均一に火が通り、でんぷん質が軟らかく、全体的にしっとりジューシーに。ペースト状にして使うときは水からがおススメ。

【熱湯からゆでればシャキシャキコーン!】

鍋に湯を沸かし、沸騰したらとうもろこしを入れ、3~5分ゆでる。熱湯に投入してゆでると、高温で一気に火がとおるため皮がパリッとし、プチッとはじける食感に。シャキシャキ感があるのでサラダやあえ物に◎。

【電子レンジでらくらくコーン!】

電子レンジにそのまま皮ごと入れ、600Wで5分程度加熱する。電子レンジは中心部から火が入るので、皮はシャキシャキ、中はモッチリした食感に仕上がる。チヂミやシチューなどにおススメ。

とうもろこしを毎日食べて、フレッシュな実に負けないくらい体のなかからぴちぴちになろう!

最終更新:7/5(水) 11:00
女性自身

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