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ツール・ド・フランスで「恐怖のクラッシュ」 “疑惑”の波紋は世界中に拡大

7/5(水) 18:48配信

THE ANSWER

自転車ロードレースの祭典で…ゴール前で複数人を巻き込むアクシデントが発生

 自転車ロードレースの祭典「ツール・ド・フランス」は現地4日に第4ステージが行われたが、ゴール前で波乱が起こった。世界王者ペテル・サガン(スロバキア)がラストスパートを仕掛けた際にマーク・カベンディッシュ(英国)と接触。相手は落車してリタイアを余儀なくされ、後続も次々と転倒する大クラッシュに発展した。各メディアもこの“疑惑”のシーンについて、「サガンがカベンディッシュに肘打ちを見舞い、フランスから追い出される」「サガンのエルボーがえげつないクラッシュと引き起こした」と一斉に報じている。

【動画】肘の接触から次々と落車…大会公式ツイッターで公開した衝撃のクラッシュの瞬間

 まさかのアクシデントだった。

 ゴール手前50メートル――。ツール・ド・フランス通算30勝のカベンディッシュは、フェンス側から前方のサガンを抜きにかかった。すると、スピードアップしてコースがわずかに膨らんだサガンの右腕が当たり、バランスを崩して壁に激突。激しい勢いで地面に叩きつけられ、後続もコース中央に突如現れたバイクに足元をすくわれて次々と落車した。

 レースはアルノー・デマール(フランス)がトップでゴールインし、サガンはラストスパートも実らず2位でフィニッシュ。しかし、カベンディッシュは右肩骨折で離脱が決定し、ツール・ド・フランス通算8勝を誇るサガンも失格処分となった。このシーンは世界各国のメディアが報じている。

カベンディッシュも回想「あんな感じでエルボーを食らうのは好きじゃない」

「必見:ペテル・サガンがマーク・カベンディッシュにエルボーを見舞い、ツール・ド・フランスから追い出される」と特集したのは米テレビ局「CBSスポーツ」電子版だ。サガンの右肘がカベンディッシュの体に接触している瞬間の写真を紹介し、「サガンのエルボーがえげつないクラッシュを引き起こし、カベンディッシュが血まみれに。出場権を剥奪されることに」と報じている。

 また、英地元紙「ガーディアン」電子版も、「恐怖のクラッシュ後、マーク・カベンディッシュがツアーから離脱し、ペテル・サガンは失格」と報道し、ドイツ地元紙「ビルト」も「世界王者ペテル・サガンが残虐な攻撃」と見出しを立てている。さらにスペイン地元紙「AS」も「サガンがカベンディッシュへのエルボーでツアーから蹴り出される」と特集するなど、世界王者は各国メディアから注目を浴びる形となった。

 さらに、英公共放送「BBC」では時速60キロの猛スピードで起きた大惨事だったことを紹介。そして、カベンディッシュが「私はデマールをただ追いかけていたんだ。そこでサガンが出てきた。ペテルとは仲良くやっているが、僕からエルボーをかましたことはない。あんな感じでエルボーを食らうのは好きじゃない」と話したと伝えている。

 ツール・ド・フランスで起きた“疑惑のクラッシュ”は、早くも大きな波紋を見せている。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/6(木) 0:26
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