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「雨の日」こそ不調をリセットするのに最適だ

7/5(水) 9:00配信

東洋経済オンライン

 せっかくの休日なのに、外は雨。なんだか外出する気も失せ、気分まで落ち込んでしまうものです。そういえば、なんだか体も重いし、肩も腰も少し痛い気がする……。

■普段頑張りすぎている人ほど…

 実はそれには理由があります。雨の日は自律神経の乱れが不調となって現れやすく、普段頑張りすぎている方ほど、だるさや頭痛を感じやすいのです。雨は、不調を見つけ出すリトマス試験紙でもあるのです。

 筆者は日々、研究と対面でのカウンセリング、そしてカウンセラーの育成を通して日本人のストレスや疲労と向き合っています。その中で感じるのは、この時期のストレスや疲労と上手に付き合える人は、「雨を効果的に利用できている人」が多いということです。

 1年の中でも雨の多いこの時期に、日頃の疲労をリセットし、日々のパフォーマンスを上げるコツとして、雨を利用してみてはいかがでしょうか。

 上手に活用すれば、しぶとい疲労感も体の重さも、すっかり取り除くことができます。きっと仕事の効率が見違えるほどよくなるはずです。

 そのコツを所要時間別に、いくつかご紹介しましょう。

●ケア時間 1分~
【雨音を聞く】
 雨を有効活用するいちばん簡単な方法は、雨音を聞くことです。

 雨音に静かに耳を傾けることは、実は脳に、非常によい影響を与えることがわかっています。血液循環や内臓の働き、ホルモン分泌を司る脳(間脳)が、雨音によって活性化されるのです。

 この原理は、一時期話題になった、扇風機の「1/fゆらぎ」と同じ効果です。自然の不規則なリズムが、脳の調子を整えてくれるわけです。それで、リラックスして雨音を聞いた後は頭がスッキリするだけではなく、体まで調子が整っている、ということになるのです。

●ケア時間 1分~
【スキンシップ】
 ストレス管理に大切な「エンドルフィン」というホルモンがあります。これは別名「幸福ホルモン」とも呼ばれ、私たちにゆったりした幸福感を感じさせてくれるものです。このエンドルフィンは、雨の日は分泌されやすいことがわかっています。

 エンドルフィンをより多く生み出すコツは、「触れ合う」こと。なでたり、なでられたりすると気持ちがいいのは、エンドルフィンが分泌されるからです。ですから雨の日は意識的に触れ合う機会を持つとよいのです。

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