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ランボルギーニが3400万円の新モデルを披露 「量産車・史上最速」を実現できた理由とは?

7/5(水) 12:00配信

日経トレンディネット

 アウトモビリ・ランボルギーニが最新モデル「ウラカン・ペルフォルマンテ」を2017年6月8日に日本で初披露した。価格は3416万9904円となる。

【関連画像】ランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマンテ」の外観

 このクルマは2017年3月にスイスで開催された「ジュネーブモーターショー」で発表され、“ロードカー史上最速”とうたわれた高性能モデルだ。ランボルギーニの主力モデルである「ウラカン」の走行性能をさらに磨き上げ、2016年10月にはドイツ・ニュルブルクリンクの北コースで量産車史上最速ラップとなる6分52秒01を記録。2013年にポルシェ「918スパイダー」が記録した最速ラップを4秒99も上回っている。

 これだけの記録を出しながらも、パワートレインはほかのウラカンと共通する5.2LのV10 自然吸気エンジンに7速DCTを組み合わせたもの。改良によって最高出力は既存モデルより30馬力アップした640馬力に、最大トルクは40Nmアップした600Nmまで向上している。これにより、0-100km/h加速は2.9秒、最高速度は325km/h超えの性能を実現している。

性能向上に結び付いた「フォージドコンポジット」とは

 こうした性能向上に結び付いたのが、最新技術の投入だ。特に新素材を用いた軽量化と空力システムの貢献度は大きい。

 軽量化については、「フォージドコンポジット」という新開発された炭素繊維強化プラスチック(CFRP) の貢献が大きい。もともとウラカンはアルミニウムとカーボンファイバーを組み合わせた 軽量ボディーが特徴だが、新型車ではボディーや前後スポイラー、エンジンフード、リアバ ンパーなどエクステリアパーツにも新素材を採用した結果、車両重量はウラカン クーペより40kg軽くなった。

 空力システムも新開発だ。エアロパーツと電動式可変フラップを組み合わせたアクティブエアロシステム「エアロダイナミカ・ランボルギーニ・アッティーヴァ」(ALA)は、システムが自動的に前後の空力特性を最適化するというもの。フロントとリア両方に備わっており、特にリア側はコーナリング時にコーナー内側のダウンフォースを高めてより速く走れるようにするため、左右の空力特性もコントロールできるようになっている。これによってリアスポイラーが発生するダウンフォースはウラカン クーペの最大750%増だという。この空力特性向上にも、フォージドコンポジットによる軽量化が役立っている。

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