ここから本文です

民進代表に前川喜平氏推す阿部知子氏「彼は勇気と迫力ある」

7/6(木) 7:00配信

NEWS ポストセブン

“野党として安倍政権を最も強力に支えている”とまで揶揄されるのが民進党だ。都議選さなかに党内で“蓮舫おろし”の準備が進められ、政権追及など二の次の「党首の責任追及」に走りだしているからだ。都議選の投票日前、民進党の執行部派議員は大敗を前提にこんな言い方をした。

「蓮舫おろしが始まれば“民進党また内紛”と批判を浴びて支持率が下がる。空気を読んで蓮舫が自分から代表を辞めると表明してくれればいいんだが」

 安倍晋三・首相への追及は甘々でも自党のトップを引きずりおろす“攻撃力”だけは民主党時代から定評がある。

 加計学園問題の追及さえも民進党にとって代表選をにらんだパフォーマンスの意味合いが強まっている。

 それを見せつけたのが同党加計学園疑惑調査チームの“官邸突入未遂事件”だ。6月27日午後、今井雅人氏と桜井充氏らが萩生田光一・官房副長官への面会を要求してアポなしで官邸に出向き、テレビカメラの前で警備スタッフに門前払いされるパフォーマンスを演じた。今井氏は前回代表選で蓮舫氏と争った玉木雄一郎氏の推薦人、桜井氏は同じく前原誠司・元外相の推薦人を務めたいわば反主流派だ。政治評論家の有馬晴海氏が呆れる。

「国会議員は国会審議を通じて政府の疑惑を追及するのが仕事だ。官邸に押しかけるなんてトンチンカン極まりない。しかも、党内では“二重国籍の問題もあり、蓮舫代表では次の国政選挙は戦えない”と思っている議員たちがいて、このままではまた内紛ですよ」

「敗北主義」は執行部側も同じだ。こちらは蓮舫代表の「後見人」とされる野田佳彦・幹事長が都議選告示前から「あらゆる選挙の責任は幹事長にある」と発言し、都議選に惨敗しても代表に責任は及ばないと予防線を張ったが、もはや蓮舫氏の求心力はゼロだ。

◆「前原じゃダメ」

 民進党内で次期代表として有力視されているのが前原氏だ。本人も都議選告示日前の6月16日には日本記者クラブでの会見。でアベノミクスに対抗する“政権構想”を発表した。柱は、教育無償化や奨学金拡大と、そのための国民負担を求める生活保障と税の一体改革、すなわち増税路線であり、「安心できる社会の実現にはこの道以外にはない」と訴えた。

1/2ページ