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保育士が子どもとコミュニケーションを取るときに気をつけていること

7/6(木) 12:00配信

BEST TIMES

■目が会うことでいろいろなことが見える

 ふだんからたくさんの子どもと接している保育士さんは、どんなことに気をつけて子どもと接しているのでしょうか。
 子どもたちとの心温まるストーリーが大好評のてぃ先生・著書『ハンバーガグー』より、子どもの接し方を紹介します。
 3回目の今回は『心がけていること』です。

  子どもとコミュニケーションを取るために、僕は普段から心がけている、といよりも、自然とやっていることがあります。
 それは《子どもと目が合うようにすること》です。とっても簡単! 

 子どもは、一人遊びができるようになると好き勝手に遊びまわっているような印象があるかもしれませんが、

 大人がどこにいるか? 
 大人がなにをしているか? 
 大人がなにを見ているか? 

 こういったことをチラチラ見て確認をしています。
 特に年齢が低いうちは「僕のこと、私のことを見てほしい!」という気持ちが強いですから、そんな姿が多く見られます。

 だから、子どもの視線がこっちに向くことをあらかじめわかったうえで、子どもの目を追うのです。そのうち必ずと言っていいほど目が合います。

 そうしたら、ニコッと笑うでもいいですし、手を振るでもいいのですが、なにか反応をしてください。
 ここで大人が恥ずかしがってはダメです! 
 分かりやすい反応をする! これだけがポイント。

目を合わせるだけでコミュニケーションになる

 そうすると、子どもは照れて笑ったり、手を振り返したりしてくれます。
 なにも反応せずに遊びへ戻る子どももいますが、「見てくれてる」という満足や嬉しい気持ちは確実にあります。

 これはご家庭だけではなく、保育園などでもオススメ。
 ほかの子と遊んでいるときも、時々目線を周りの子へ向けるだけで、先に書いたようなことができます。そうすると、「○○くんと遊んでるだけじゃなくて、僕のことも見てくれてる!」という安心感につながります。

 さらに子どもは、大人が近くにいるという安心感や見てくれているという満足感があると、よりダイナミックに、積極的に活動ができます。
 わかりやすいのは、授業参観やスイミングスクールなどですかね。みなさんも記憶があるのではないでしょうか? 
 見てくれていないときよりも、見てくれているときのほうが張り切るし、もっと頑張ろうという向上心も湧いてきませんでしたか? そんな気持ちです! 
 遊びの中でも同じように安心感と満足感があるといいですよね。

 ただ、無理に目を合わせようと、ちまなこになっても意味がありませんから、あくまで自然に。
 お話したり、遊んだり、そういうことだけがコミュニケーションではなく、子どもと目が合うようにする、ただそれだけでも十分なコミュニケーションになる! そんなお話でした。(『ハンバーガグー』より構成)

文/書籍編集部

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