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10人の革好きファッション業界人に訊く──ジョン ロブのフィリップ2

7/6(木) 9:10配信

GQ JAPAN

レザーを愛してやまない男たちは、プリミティブなそのマテリアルのどこに惹かれるのか。たっぷりと使い込んだ相棒を愛でながら、レザーを偏愛するファッション業界人が思いの丈を語った。

【 レザーを愛してやまない男たちが選ぶ逸品 】

Leather Lovers #6
name: ジョン ロブ ジャパン 代表取締役社長 松田智沖さん
items: ジョン ロブのフィリップ2ほか

まつだ・ともおき◎2005年より、ジョン ロブ ジャパン代表取締役に就任。150年以上の歴史をもつ名門シューズブランドを日本において牽引する。聡明で、温厚な人柄は英国紳士も一目置いている。

■キザじゃなくて、洗練。それがジョン ロブです

真を見てほしい。10年を超えてここまで美しい状態が保たれているとは! 最高級のフルグレインレザーの賜物だろうか。ナチュラルな質感を持つだけでなく、耐久性が高く足の形に合わせて包み込むように馴染んでいく、靴に最適の素材だ。

「革はキズや血筋のある箇所を大胆にカットする。たとえば(厚化粧や)加工をして隠すようなことはしません。一つひとつのパーツが大きいから、結果的に歩留まりは恐ろしく悪いけれど(ジョン ロブが一頭一足と胸を張る所以)、その靴は文字通り足を包み込んでくれる。ラスティングも声を大にしたいのですが、木型を入れた状態で1週間以上も寝かせるんです。だから、シルエットが崩れない。副資材もいまだに天然のものをつかっています」

 自社製品なのだから当たり前といえば当たり前だが、ほとんどの愛用靴がジョン ロブになった。

「思い返してみると、青いグローブがわたしの革好きの原点なのかも知れません」

 巨人軍の高田繁選手の大ファンだった松田さんは、両親にねだって神田のミズノ本店で買ってもらった。昭和の野球少年は時を経て、レザー賢者になったわけだ。

Kei Takegawa

最終更新:7/6(木) 9:10
GQ JAPAN

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