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【木村和久連載】猛暑も嫌なヤツも、都合よく解釈すればゴルフは楽しい

7/6(木) 7:50配信

webスポルティーバ

専門誌では読めない雑学コラム 木村和久の「お気楽ゴルフ」連載●第112回

 ゴルフって、気の持ちようで状況がいかようにも変化するスポーツと言えます。

 昔、芹澤信雄プロが「ティーショットでチョロしたときは、先にアプローチしたと思えばいい」とテレビで言っていました。これは、名言ですよね。

【写真】夏に輝くゴルフ版「セクシークイーン」

 同様のことを考えてみると、今の時分は蒸し暑い日が続きますが、こういうときは関東にいながら「沖縄に来たんだぁ~」と思えばいいのです。さらに暑くなったら、「バリ島でゴルフをしている」と思えば、すごく楽しいじゃないですか。炎天下の埼玉県と思うからいけないわけで、昔行ったバリ島でのゴルフもこんな感じだったな、と思い出しましょう。

 となれば、冬の寒い時期は手がかじかんでしょうがない。そういうときは、「スコットランドに来てゴルフをしている」と思えば、飛行機代が浮いて楽しいですよ。雑草だらけの河川敷でプレーするときなんかは、「小樽カントリー倶楽部の旧コースに来た」と思うと、俄然目の前の景色が変わって見えます。

 実際、小樽CCの旧コースでラウンドしたことがありますけど、関東圏の河川敷コースの空も、どんよりと曇った日なんて、まさに小樽の空そのもの。クローバーの雑草もいとおしく感じます。

 とまあ、このようにゴルフは視点を変えて、都合よく解釈したほうが何かと具合がいいのです。この”ご都合主義”のラウンドは、コースだけでなく、プレー状況なども自分の都合のいい方向に持っていけます。

 例えば、ラウンド中に突然お腹が痛くなって、トイレに行きたくなったとしましょう。でも、トイレのあるお茶屋まではまだ遠い。

 さあ、あなたならどうします?

 こういうときは、過去、試合中に便意が急に襲ってきてトイレに駆け込んだが、間一髪間に合わずに漏らしてしまった某選手のことを思い出しましょう。その方は、トイレの目前でかなりの大物を排出したようで、その後のプレーは晴れているにもかかわらず、なぜか合羽を着てプレーしたんだと。合掌……お悔やみ申し上げます。

 それに引き替え、アマチュアの便意なんて軽いものです。試合じゃないので、カートを借りて「ちょっとトイレに行ってくるわ。1ホールやらないからよろしく」てな感じでいいんですから。

 そんな余裕がない場合でも、ギャラリーなんていませんから、林の中にボールを探しにいくふりをして、事を致せばいいのです。ただこれは、決して勧めているわけではありませんよ。あくまで仕方のない場合の、緊急回避措置として言っているのです。

 あと、滅多にないのですが、人間関係が険悪になったりするときがありますよね。なかなかオーケーしないとか、打つときに後方線上に立たれて気になる、あるいはパットのライン上の先に仁王立ちして目障りとか。はたまた、余計なアドバイスをされたり、カンに障るようなことを言われたり……。

 ゴルフはメンタルなスポーツですから、そんなちょっとしたことで崩れてしまいます。その結果、同伴者に対する嫌悪感が生まれてしまうのですが、そういうときは政権にいじめられて、出会い系バーに足繁く通った前川さんを思い出しましょう。

 世の中には、貧困に苦しむ人がいっぱいいるじゃないですか。我々はゴルフができるだけでも幸せ、と思えばいいのです。

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