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経営コンサルタントが指南する社内プロジェクトをうまく進めるコツ

7/6(木) 7:10配信

@DIME

 アラサーサラリーマンは、気づいた時には社歴が長くなっており、社内でもいろんなことを頼まれるポジションとして、日々、悪戦苦闘していると思います。今回は、社内のプロジェクトをうまく進めるコツを経営コンサルタントならではの視点でお伝えしたいと思います。基本的には、1.Why 2.How 3.Followの3点が肝ですので、順番に説明していきたいと思います。

■Why(なぜ、プロジェクトが必要なのか?)

“Why”を明確にして、メンバーとの認識を合わせ、プロジェクト開始の理解を得ます。

会社内で業務改革などのプロジェクトを走らせようとするとき、大多数の人が「めんどくさい」「今のやり方と変わるのは嫌だ」「なんで今更変えるのか?」という後ろ向きな感情や思考を持ちます。そんな中、“なぜ”今、このプロジェクトを走らせるか?を共有し、みなさんの承認を得た上で進めていく必要があります。これがないと、いつまでたっても“なんでこんなことをやらなければいけないのか?”という問いに回答ができず、大抵の場合は頓挫します。

 そのために、現状の課題を洗い出し、その上でプロジェクトの必要性を説明するのです。メンバーの意識も異なるため、全員と必要性を共有するには複数回コミュニケーションが必要になってくると思います。定性的より定量的な事象や具体例をあげると効果的です(「残業を減らすため」よりは「残業時間を1人あたり20時間削減するため」というように)。

 ここができたら、あなたはプロジェクトの7割を進められたといっても過言ではありません。ここを徹底的にやっておくことでチームが一致団結し、効率的なプロジェクト推進に繋がるのです。

■How

 次は“どうやってやるか”“How”です。Howが具体的でないと、メンバーも動き方がわかりません。ルールでがちがちにすると反発がくると思い、ルールをゆるくしていると結局、メンバーも何をどうやっていつまでにやったらいいのかがかわからず、うやむやになりがちです。ここは、ルールをきちっと定め、わかり易く説明しましょう。反発があった場合には、相談して一番効率的な・実現可能なやり方を決めていけばいいのです。

 その際に注意するのは、1の“Why”をブラさないことです。“そもそも論”が好きな人はよく、“Why”の議論に戻り、プロジェクトなど必要ないことを主張しがちです。プロジェクト遂行時には、常に合意資料をパッと出せるようにして、「もうそれは合意済ですよね」と言えるようにしておきましょう。

■Follow

 プロジェクトが進むと状況が変わり、見える景色も変わってきます。状況が変わると進め方や対応優先順位が変わる場合も発生します。それを随時、メンバーと共有しながら、時には相談をして一致団結して進めていく必要があります。

 最後に、プロジェクトを進めていく上での心構えとしては、あなただけの力でプロジェクトを完結させるのは絶対無理です。知見者の意見を仰いだり、皆さんに作業時間を割いてもらったり、もっと効率的にできる方法を教えてもらったりするのがあたりまえです。

 責任感の強い人こそためこみがちになってしまう傾向にあります。1人でプロジェクトを進めることは不可能ということを念頭に置いて、抱え込まないことが重要です。

 頑張れ!日本のアラサーサラリーマン!!

文/Shiho

@DIME編集部

最終更新:7/6(木) 7:10
@DIME

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