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新世代のスーパーバンド「ワンオクロック」──彼らは世界を熱狂させられるか?

7/6(木) 12:20配信

GQ JAPAN

生まれた時代がボーダーレスだった。彼らは当たり前のように世界を目指し、その道を着々と進んでいる。ONE OK ROCKは、ミレニアル世代を熱狂させ、問いかけ、インスパイアし続ける──。

【 世界を動かすミュージック・アイコンたち 】

■バックギアもブレーキもない

愛だ、恋だ、永遠だといった耳障りのいい歌詞はほとんどない。ほとんどが英語の歌詞から伝わってくるのは、むしろ怒りや焦りが生み出すエネルギーだ。奏でる音もビートが強く、ときに威圧的なほどに重厚で骨太だ。かといって昔ながらのロックとも異なる。ダンサブルで、ときにメロディアス。そしてその音楽の真ん中で、驚異的なほどの歌唱力のヴォーカルの声が響く。

ONE OK ROCKは、いまの10代から20代、ミレニアル世代の若者たちから圧倒的な支持を得ているバンドだ。人は、ティーンエイジのころに聴いた音楽を愛し続けるという。とすれば、彼らの音楽がこれからの日本の真ん中に存在し続ける一時代がやってくることは間違いないだろう。

結成は2005年。1988年12月、昭和という時代の最後に生まれた、ギターのTORUが中心となってバンドが誕生した。

「プロになりたいというより、自分たちの好きな音楽を作って、楽しみ続けたいという思いがスタート地点。そこから12年たって、その思いでいまも走り続けることができている。でもまだまだ夢はかなえられていません。僕らにはバックギアがない。ブレーキもない。つねにアクセルを踏み続けるしかないと思っています」(TORU)

彼らのライブチケットは発売と同時に完売するのが当たり前だ。2016年9月には、静岡・渚園に2日間で11万人の観客を集め、ワンマンライブを行った。この野外会場を満員にできるのは、サザンオールスターズやB’zなどトップクラスのスーパーバンドのみだ。ONE OK ROCKはもはや日本では、頂点といえるところまでのぼりつめている。だが、彼らにとっていまいる場所は、通過点にすぎない。ONE OK ROCKの夢は、世界でも知られるバンドになることだと、ヴォーカルのTAKAが語る。

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最終更新:7/6(木) 12:48
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