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週末旅行にオススメ!クアラルンプールを200%満喫する方法

7/6(木) 8:10配信

@DIME

「エアアジアX」を利用したマレーシア旅行のススメをこちらで紹介した。ここでは別記事として、旅の模様をさらに詳しくお伝えしたい。LCC専用空港「KLIA2」の使いこなしや、週末海外向けのクアラルンプールの過ごし方などをまとめてみる。

■LCC専用ながら華やかで快適なKLIA2

クアラルンプール国際空港は、市中心部からは南に約60キロ離れた場所に位置する。2つのターミナルがあるが、エアアジアXが発着するのは「KLIA2」のほうだ。LCC専用をうたうターミナルだが、ここを利用するのは大半がエアアジアグループの便で、駐機場には同社の真っ赤な機体がずらりと並んでいる。

まだ夜もあけきらない早朝、飛行機は着陸した。ボーディングブリッジを歩いて建物内へ入ると、眩い空間が広がり、異国の言葉が飛び交っていた。「ああ、外国へ来たんだなあ」という実感が湧いてくる。

マレーシアへの入国にはビザは不要で、さらには入国カードのようなものもない。イミグレーションではパスポートを見せるだけでOKだ。

KLIA2が開業したのは2014年のことだった。まるで倉庫のような殺風景な雰囲気だった以前のLCCターミナル(すでに閉鎖済み)とは異なり、国際空港らしい華やかさが漂う。免税店やフードコートなども充実しており、ターミナルビルと隣接する形でショッピングモールまである。飛行機に乗らなくても楽しめそうなほどだ。

荷物をピックアップして外へ出ると、すぐ目の前に携帯キャリアのショップが何軒か店を構えていた。僕はだいたいいつも「HOTLINK」でスマホ用のプリペイドSIMカードを購入する。

店員さんに滞在日数を伝えると、3GBで30リンギットのものを勧められた。約840円である。日本の携帯キャリアのローミングだと1日あたり2,000~3,000円もかかることを考えると格安だ。スマホへの依存度の高い旅人としては、SIMカードが手頃な国はそれだけで天国に思えてくる。

使い方にもよるが、週末海外なら3GBもあれば十分足りる。HOTLINKの専用アプリを利用すれば、残容量などが確認できて便利だ。

携帯キャリアの店が並ぶ一角に「OLDTOWN WHITE COFFEE」というカフェがあって、到着したらまずはここで人心地つくのもお約束である。マレーシア名物の「ホワイトコーヒー」は、甘さたっぷりで南国気分が盛り上がる。

まだ朝のかなり早い時間だというのに、モール内のショップはほぼ営業していた。帽子を持ってくるのを忘れたのでついでにここで購入してから、KLIAエクスプレスのホームへ向かう。市内までの移動は専用の特急列車が早くて便利だ。

■短期旅行ではタクシーも積極的に活用

クアラルンプールは物価の安さが魅力だが、なかでもタクシーの料金が手頃なのは注目ポイントだ。

産油国のマレーシアではガソリン代が安い。公共交通手段としてはモノレールや、LRTと呼ばれる電車などもあるのだが、乗り換えの際にホームからホームへの移動が長かったりして案外不便なのだ。滞在時間の限られた週末海外では、タクシーを積極的に利用すると時短効果が大きい。

一方で、物価の割には値段の高さを感じられるものもある。何かというとずばり、お酒だ。マレーシアではビールは国産のものはなく、すべて外国産。とくに隣国シンガポール産のタイガービールをよく目にする。

一例をあげると、ブキッビンタンのレストランで大瓶のタイガービールを頼むと22リンギット(約620円)だった。この店では料理がどれも一皿12~18リンギットぐらいだったので、料理よりもビールの方が高い。

そもそも、お酒を出す店自体が限られていたりもする。周辺国のタイやシンガポールのようにどこででも飲み放題、というわけにはいかない。飲みたいのなら、中華料理店やバーなど特定のお店を目指すことになる。マレーシアはイスラム教徒の多い国だからこの点は仕方がない。

■短いからこそ密度の濃い旅になる

週末だけで海外旅行をするというと、時間が足りないのではと疑問に思う人もいるだろう。短い旅には短い旅の良さがある。考え方次第ではあるが、少なくとも楽しめないということはない。ここからはクアラルンプールでの過ごし方の実例として、写真と共に旅を詳しく振り返ってみよう。

この後、「TRUEFITT&HILL」という理髪店で髪を切った(詳しくは元記事に)。散髪を終えた頃には、空はどんよりとした雲で覆われ始めていた。見るからに雨が降りそうなので、タクシーを拾っていったんホテルへ戻る。

部屋に入るなり、轟音を上げながら強い雨が降り始めた。間一髪、セーフ。マレーシアでは夕立が激しいスコールに変わることも珍しくないから要注意だ。

部屋で雨宿りをして、空が暗くなり始めてから再び街へ繰り出す。いわば、第二部である。雨が降ったおかげで、気温がいくぶん下がった気がする。

トレーダース・ホテルと隣接するKLコンベンション・センターからは、ウォークウェイと呼ばれる長い遊歩道へアクセスできる。ここをずっと歩いていくと、ブキッビンタンへ出られる。

ブキッビンタンはクアラルンプール最大の繁華街だ。ショッピングが楽しめるだけでなく、夜には屋台街がにぎわうことでも知られる。

この日の夕食はアロー通りの屋台街で取ることにした。屋台街は年々拡大を続けており、屋台とはいえ小ぎれいな店も増えている。メインは中華系の料理だが、タイ料理やベトナム料理など各国料理も食べられる。

アロー通りの端から端まで歩いて見て回り、どこの店に入ろうか思案する。通りの両脇にぎっしりと屋台が並び、どこも美味しそうなので目移りしてしまう。外したくないなら、テーブルの埋まり具合などを参考に人気店を狙い撃ちにするのはひとつの手だ。

以上、これらはすべて1日で巡ったものである。短くても案外充実した旅になることが伝わると幸いだ。

クアラルンプールならば多様な楽しみ方ができることも大きい。近代的な都市でありながらも、昔ながらのアジアの風情も残るから、欲張りな週末海外にはうってつけの旅先だと思う。

取材・文・撮影/吉田友和

@DIME編集部

最終更新:7/6(木) 8:10
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