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誤審に抗議? 全英で審判に“コイン投げ” 金星の21歳に波紋「謝罪したい」

7/6(木) 18:42配信

THE ANSWER

ワウリンカ撃破の21歳、敗戦後に財布から小銭を「ポイッ」…各国メディアが報道

 男子テニスのウィンブルドンで試合に敗れた選手が審判の判定に不満を募らせ、コインを投げつける珍事が発生。その後、謝罪に追い込まれることになり、英公共放送「BBC」が“決定的瞬間”を画像付きで紹介するなど、各国メディアが報じている。

【画像】財布片手に右手で小銭を「ポイッ」…BBCが公式ツイッターで紹介したメドベージェフの“コイン投げ”の瞬間

 驚きの行動で、脚光を浴びたのは、世界ランク49位の21歳、ダニル・メドベージェフ(ロシア)だ。2回戦の世界ランク124位のルベン・ベメルマンス(ベルギー)戦。立ち上がりから4-6、2-6と2セット連続で落としながら、第3セットから6-3、6-2と奪い返した。なんとか最終セットに持ち込んだが、最後は3-6で力尽き、2回戦で姿を消した。

 試合中、最終セットで2-0とリードした場面、5連続でポイントを落とすことになったアリアナ・アルベス主審の判定に不満を表し、減点を言い渡されていた。そこから逆転で試合を落とすと、メドベージェフはラケットなどを片付けながら財布を手にし、女性主審のアルベス氏の足元に1つ、2つとコインを放り投げ、回収することなくコートを後にした。

 各国メディアが侮辱的な行為を問題視する中、英公共放送「BBC」電子版もこのコイン投げを特集。メドベージェフは試合後の会見で「僕はただフラストレーションが溜まっていたんだ。(コイン投げに)意味はない。謝罪したい」と語ったという。

 第5セットに審判の変更を求めたが、この試合のスーパーバイザーに却下されたという伏線もあった。「アルベス主審のジャッジに先入観を感じたか?」という質問に対しては、きっぱりと否定した。

「そんなこと考えもしなかった。なぜあんなことをしたのか、わからない。試合に負けてイライラしていた。誤審もあったと思うけれど、スポーツの世界ではあること。自分はただ落胆している。愚かなことをしてしまった」

英国、米国などで報道続々「重大な罰に処されることになるだろう」

 さらに、各国メディアも一連の行動について取り上げている。

 英地元紙「ダニル・メドベージェフは主審席にコインを投げたことで重いペナルティを受けることに」と特集。記事では「ウィンブルドンの職員はメドベージェフの行為を見返すことになる。彼は行動に深い意味はないと主張していたが、重大な罰に処されることになるだろう」と記している。

 また、過去のウィンブルドンでのペナルティも紹介し、14年大会にファビオ・フォニーニ(イタリア)がコートに対するダメージと大会役員への暴言と侮辱的なジェスチャーで合計2万7500万ドル(約310万円)の罰金が大会史上最も重いペナルティとなっていた。2番目は英国女子シングルスのヘザー・ワトソンで、コートへのラケット叩きつけで1万2000ドル(約135万円)の罰金に処されていた。

 米テレビ局ESPN電子版も「ダニル・メドベージェフがウィンブルドンで敗退後、審判の席にコインを投げる」と速報し、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」電子版は「メドベージェフは試合に負け、正気も失う。審判にコインを投げる」と報じている。

 1回戦では、世界ランク3位のスタン・ワウリンカ(スイス)を破る大番狂わせを演じ、世界の注目を浴びていたロシアの有望株は感情に身を任せたコイン投げで一転、批判の的になってしまった。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/6(木) 19:01
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