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クルマより高いけど納得!?クラフト社の最高級マットレスの衝撃の寝心地

7/6(木) 19:30配信

@DIME

万年ネタ不足は否めない。砂漠を彷徨う異邦人の如く、ネタというオアシスを求めて右往左往している。そんな僕を知ってか、知人からTEL。

「世界一高いベッドのマットレスがあるんけど見たい?」

答えは決まりきってる。「もちろん」と即答し、その日のうちにマットレスと邂逅。

舞台は三田へ。周りを見渡せば、偏差値の高いフェイスばかりだ。某オフィスビルのエントランスで待ち合わせ。知人曰く、一室がショールームとなっているそうな。

階に付くと、マットレスの販売を行う成松さんが待っていた。「コチラです」と案内され、扉を開いて驚嘆。今書いていると至極当たり前で「ナニ驚いてるの?」と自身に問いかけたくなるが、その時は確かにビックリした。なにせ、部屋のほとんどの面積が5つのマットレスで埋まっている。

このなかで一番高いマットレスにダイブしたら、成松さんはどんな顔をするのだろう。

そんな欲望を抑えつつ、奥の机で話を聞かせてもらった。

たかがマットレス、されどマットレスなのだ。

想像以上に面白い話が聞けたので、ほぼノーカットでお送りしたい。

「このマットレスは、アメリカで100年以上続く職人の家系クラフト氏が作ったクラフト社の製品なんです。日本人は寝室は人に見せないモノ。特にこだわりませんが、アメリカ人はすごく大事にするんですよ。映画に描かれているような、リッチなベッドルームを持っていることが一流の証なんです!」

ほうほう。

「だから、アメリカには多くのマットレスブランドがある。そのなかのトップがクラフト社なんです。個人名は出せないですが、セレブリティーの愛用者も多いです。そして、クラフト社が一切の妥協をなく作り上げたのが、この部屋にあるマットレスなんです。天然のカシミア、馬の尾の毛、オーガニックコットンと最高の素材しか使っていません。その素材を組み合わせて、マットレスを作り上げています。全て手作業で行い、1つを作り上げるのに14人の職人が必要なんです!」

こちとら世界一高いという値段への興味から三田まで足を運んだ。口憚らず聞いた。

「で、一番高いのはどれなんですか?」

成松さんは扉に最も近いマットレスを示す。

「コチラです。Palais Royale Vie De LuxeのKingSetで500万円となります。展示品には60万円のComfortPadが付いておりますので、計560万円ですね」

計は計だが、軽自動車なら余裕で買えてしまう「計」である。

「では試してみますか?」と勧められたので、念願のベッドイン。一通りゴロゴロしてみる。ふと、目線をあげれば、成松さん、知人、そしてスタッフ。3人の視線が僕の寝相を捉えていた。

「ちょっと、恥ずかしいなぁ」というと「では後ろ向きますね」と3人は一斉に背中を向ける。それも気まずいが視線よりはマシと高を括り、再び560万円と対話。この日は完徹だったこともあり、意識が段々と薄れゆく。マットレスが身体の重みによって凹む。適切な形に凹んでいるのだろう「身体の重みにより添う」と云った表現の方が適切。

クラフト社にとって、完徹の僕を眠らせることは赤子の手を捻るように簡単。一瞬、マジで寝落ちしそーになった。しかし自制心が勝ち「最高です」と感想を述べる。そして、マットレスにヨダレを垂らしてないか確認。シミがないことに一安心する。

「ヨシムラさんが試したのは最高級品。中々手も出しづらいと思いますが、コチラのHudsonというモデルはKingSetで160万円。買えますよね?」

「ええ、安い。買えます」と僕。今思う、完璧に値段の感覚が麻痺している。160万円を安いと本気で思うことなど二度とない。

もちろん、試してみたがコチラも素晴らしい寝心地。Palais Royale Vie De Luxeよりも少し固く、僕はコッチの方が好きなぐらいで。

通常のマットレスは高くても20万円ほど。

この部屋にあるマットレスは、どれもクレイジーなプライス。しかし、横になれば一瞬で分かっちゃう。表面のモコモコ、高密度に組み込まれたバネの心地よい反発、肌触りの良さ。体験すれば、誰でもメロメロになること請け合い。

成松さんは「日本の寝室も見せたくなるベッドルームに変えたいんです」と話した。日本のベッドルームに革命は起こるのか!?今後に期待。

「クラフト社のマットレス」僕ならどう宣伝するか?

創業者の顔にグッときたので「ステラおばさんのクッキー」的な感じで広告したい。「クラフトおじさんのマットレス」みたいなイメージで。

取材・文/ヨシムラヒロム

@DIME編集部

最終更新:7/6(木) 19:30
@DIME

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