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スマイル美人を目指そう! 目立ちにくい矯正の方法も~歯列矯正のいま

7/6(木) 5:00配信

日経ウーマンオンライン(日経ウーマン)

 東京ミッドタウン(東京・港区)で5月20日(土)・21日(日)に開催された「WOMAN EXPO TOKYO 2017」。21日には「スマイル美人を目指そう! ~オンにもオフにもピッタリな口元の魅力アップ術、教えます。」が開催されました。会場には多くの女性が集まり、歯列矯正法について聞き入っていました。

【関連画像】「青山アール矯正歯科 大阪院」歯科医師の上田桂子さん 写真/中村嘉昭

 仕事でもプライベートでも、きれいな笑顔でよい印象を与えたいと思う女性は少なくないでしょう。本セミナーでは、医療法人社団アール理事長で青山アール矯正歯科院長の佐本博さんと、「青山アール矯正歯科 大阪院」歯科医師の上田桂子さんが登壇し、日経CNBCキャスターの榎戸教子さんの司会で、歯並びと笑顔の関係や、歯列矯正のいまについてセッションを行いました。

●歯並びと笑顔は関係がある?

 2006年に日本で初めてとなるマウスピース矯正専門クリニックを開業した佐本さん。最初に、同じ人物で歯並びが良い状態と良くない状態を写真で比較し、魅力的な笑顔と歯並びが深く関係することを伝えました。

 海外の人には歯並びがとても重要なのに対し、「日本人は特に歯並びに関心がない文化」だと佐本さんは言います。「日本に住む海外の人にアンケートを取ると、75%くらいの人が日本人は歯並びが悪いと思っている」という結果もあるとのこと。

 また、歯並びは残存歯(高齢になっても残っている歯)にも関係があるといいます。80歳で20本の歯が残っている人には、歯並びがよい人が多いというデータもあるそう。

 「歯並びが悪いことによって、清掃性が悪くなります。歯並びが悪いと汚れがたまり歯肉が腫れやすくなります。汚れが歯石となって周りの骨を溶かして、将来的に歯が抜けてしまいます」(佐本さん)

マウスピース矯正のメリットとは

 歯並びの大切さは知っていても、矯正治療には、治療中の外見が気になる、通院が大変、時間がかかる、歯を抜く場合がある、若いときにしかできない、料金が高い、などのネガティブなイメージがあるのが正直なところ。

 それに対して佐本さんは、マウスピース矯正のメリットを強調します。

 「米国式のアライナー矯正治療(マウスピース矯正)は、取り外しができるため、いつも通りの歯みがきができて虫歯のリスクが少なく、(見た目にも)目立ちにくいです。痛みも少なく、金属アレルギーの心配もないのです」(佐本さん)

 また、通院回数がワイヤー治療よりも少ないことも特徴だそう。マウスピースを自宅で1週間から2週間ごとに交換し、2~3カ月ごとに病院で動きをチェック。マウスピースを換えるごとに、徐々に歯を動かしていく仕組みだそうです。マウスピースは、担当医がシミュレーションを行って設計図を作成します。

 「マウスピース矯正の特徴に、上の奥歯を後ろに動かす『遠心移動』という動きができることがあります。ワイヤー治療だとすごく時間や手間がかかるため、歯を抜いたりすることで隙間を作っていたのですが、歯を抜かなくてもできる治療がすごく増えました」(佐本さん)

 一方で、マウスピースには苦手な歯の動きもあるため、その場合にはマウスピースだけではなく、一部に針金を付けるなどして矯正していくこともあるそう。

 加えて佐本さんは、ワイヤー矯正とマウスピース矯正で必要な時間はあまり変わらないものの、マウスピース矯正では「ストレスがない」ため、「時間がかかる」ことに対する負担が変わるのではないかと言います。

 治療期間は平均2年ですが、ケースバイケースで、半年で終わる人も5年かかる人もいるそう。患者さんの8割が女性で、年齢も関係ないとのこと。

 料金について佐本さんは「矯正治療の価値を理解していただきたいところがあります。矯正治療をすることで対人関係において自信が持てるなどの意味で、いろいろな価値があるのではないでしょうか」とコメント。

 「28本の永久歯がきれいに生えそろうのは、僕から言わせると奇跡的なことです。一本の歯のせいで歯並びが悪くなって、本来送れるべき生活が送れなくて損をしている方は結構いると思うのです。歯並びを改善するのは、本来の自分の姿を取り戻すことであり、本来の姿を手に入れた自分の心の状態を知ることになると思います」(佐本さん)

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