ここから本文です

審美歯科医がレクチャー。舌を正しい位置に収める「簡単エクササイズ」とは?

7/7(金) 11:47配信

OurAge

「口のど真ん中にある舌が、生き生きと動いている、活躍しているのはとても良いこと」とは、審美歯科ドクター、口元美容スペシャリストの石井さとこさん。運動して体にいい汗をかくように、舌も動かすことで唾液がたっぷりと出るという。

「唾液の話は、すごく奥が深いのですが、端的に言うと、口中の清浄化や歯の質を向上させる働きがあります。体にいい汗をかくのは、筋トレもそうですよね。舌も筋肉で出来ていますから、同じです。いい汗、いい唾液です」

例えば会話しない、飲食のバランスが悪い…など、舌を使わない生活に思い当たる節があったら改善を、と石井さん。

「最近ではスマホが普及していますから、会話しなくてすんでしまうのですが、会話しない→舌の動きなし→唾液不足&顔の筋肉使わない&血流滞る。また、飲食のバランスが悪い→スムージーなどの飲料に偏る→かまない→舌の動きなし→唾液不足&顔の筋肉使わない&血流滞るという流れになってしまいます。しかもこれは、口臭の原因を作ってしまうのです」

舌はちゃんと働いていると、正しいセンターポイントに収まっているという。
「舌の最終センターは、口を閉じたとき、舌の先が上の前歯の裏側にきちんと収納されていれば、OK!この位置に収まっていると、口呼吸や口臭などの口もとの不調も出にくく、舌の真ん中の舌苔が溜まりやすい場所が、口蓋(こうがい)という上顎の粘膜に触れてナチュラルにお掃除してくれます」

また、舌は首元までつながる筋肉なので、舌の位置が上に収まっていると顔もたるみにくくなり、口呼吸ではなく、鼻のフィルターを通してきちんとした呼吸が確保できる。風邪やインフルエンザ予防対策も自然と身につく、と語る。

「もしも舌の位置が下に収まっていたら、口呼吸や鼻炎の疑い、歯並びのずれなどが起因している、あるいは生活習慣の中で舌の活躍度が落ちている可能性も。 そんな方には、簡単な一発解消エクササイズがおすすめです」

◆石井さんも実践している、一発解消エクササイズ

「姿勢を正し、レロレロレロ…と10回、声に出して言いましょう。この時、『レ』は弾くように勢いよく唇の外へ。『ロ』は舌を丸くして中へがポイント。ちょい大げさなくらいでいいです。声に出すと、呼吸がきちんと出来て、お腹の筋肉も活動するので、エクササイズがよりしっかりと効果的になります。

レロレロと10回言ったら、口もとを閉めて、舌の位置確認を。舌がすっと上がっていたらOKです。使っていなかった舌の筋肉が目覚めて、上の前歯の裏側に自然に収まってきます。この位置を覚えておいてくださいね!」

正しい位置に舌が収まると、口中のバランスも良くなり、顔周りのたるみの予防になるという。

「風邪などを引いた時に、お医者さまが『はい、舌を出して』と舌のチェックをしますよね。舌の色で、ある程度の体の状態も推しはかることができます。例えば、赤くなっていたら熱が体内に籠っているとか、暗赤色だと血行不良、舌の色がまだらで地図みたいになっていたら、胃腸の調子が悪かったり、栄養バランスが悪かったり。舌はあらゆるサインを見せてくれるのです」

最終更新:7/7(金) 11:47
OurAge