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“ダークスキンの女王” スーダン人モデル、ニャキム・ガトウェクの挑戦

7/7(金) 16:00配信

ハーパーズ バザー・オンライン

24歳のスーダン人モデル、ニャキム・ガトウェクは、ウーバーのドライバーに、肌を漂白したいと思わないかと聞かれた時、みごとな反応をした。
「あまりに笑いすぎて、返事どころじゃなかった」と、彼女はインスタグラムに書いた。「(それから)そのドライバーは『それは、ノーってこと?』って聞くので、私は『当ったり前よ。ノーよ』と言ってやった。メラニンの神が私に授けてくれた美しい肌を、どうして漂白したいものですか」

【写真】フォロワー数18万人以上!“ダークスキンの女王” ニャキム・ガトウェクのインスタグラムをチェック

ニャキムが、ソーシャルメディアを使って美に対する認識に挑戦しようと始めたインスタグラムには、いまや18万7000人ものフォロワーがいる。モデルの仕事の別カットからカジュアルなスナップ写真まで幅広く刺激的な投稿には、自己愛や自信あふれるキャプションや、黒人の美しさについての詩も含まれ、肌の色による差別を否定し、黒人女性は美しいことを世に知らしめる。
#melaninmondayとハッシュタグ付きのことが多いが、彼女は自分を、ファンがつけた最初のニックネームから「ダークスキンの女王(Queen of the Dark)」と呼んでいる。

また別の投稿にはこうも書いている。「キミは黒人にしては可愛いねと言おうとしている時の顔。お願いだから、やめて。黒人の女の子は黒人の女の子。ただ黒いというだけ。色でも悲しみでも死でもない。黒は勇気であり強さ。黒は私の色」

ファッション界におけるダイバーシティー(多様性)は、まだまだ遠い道のりではあるが、確実に改善されつつある。ファッションニュース・サイトのThe Fashion Spotが2017年秋の241のショーをチェックしたところ、キャットウォークを歩いたモデルの27.9%は白人以外で、2年半前にこの調査を始めてから最高の数字を記録したという。

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