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訴訟、大ポカ、監督解任...。飛行機事故のシャペコエンセが再び苦境に

7/7(金) 11:20配信

webスポルティーバ

 昨年11月末、コパ・スダメリカーナ決勝に出場するための遠征中に起きた飛行機墜落事故で、選手、コーチングスタッフ、クラブ役員のほとんどを失ったブラジルの中堅クラブ、シャペコエンセが、いまピッチ内外で苦境に立たされている。

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 今年初めのサンタカタリーナ州選手権で、2年連続6度目の優勝を達成したところまではよかった。また、南米クラブ王者を争うコパ・リベルタドーレスでも奮闘し、第5節で昨年のアルゼンチン王者ラヌースを敵地で撃破。1次リーグ突破に向けて、大きく前進した。

 ところがその後、以前の試合で退場処分を受けて3試合の出場停止処分を科されていたCBが、1試合欠場しただけでラヌース戦に出場していたことが判明。勝利を取り消されて1次リーグ敗退が決まった(ただし、最終節で勝ってグループ3位となり、コパ・スダメリカーナに回った)。

 当初、クラブ側はこの失態について「南米サッカー連盟からしかるべき連絡を受けていなかった」と主張していたが、実際にはクラブの担当者が連盟からのメールを見落としたか、勘違いをしていたらしい(クラブは何が起きたかを明らかにしていないため、真相は藪の中)。地元メディアとサポーターから、「せっかくの選手たちの頑張りが、フロントのミスで水の泡になった」と痛烈に批判された。

 5月中旬に始まった全国リーグでは、第4節まで3勝1分の快進撃で、クラブ創立以来初めて首位に立った。ところが、その後の7試合で1勝1分5敗と成績が急降下。第11節終了時点で、15位(20チーム中)まで順位を落としている。7月4日にはヴァグネル・マンシーニ監督が解任された。後任にはヴィニシウス・エウトロピオ(51)を招聘。エウトロピオは2000年から指導者の道に入り、2015年にシャペコエンセを率いたこともある。すでにシャペコ入りして練習を指揮しており、9日の試合から采配を振るうことになる。

 昨年、強豪を次々に倒して決勝まで勝ち上がり、飛行機事故のため決勝は中止されたが相手チームからの要請もあって優勝チームに認定されたコパ・スダメリカーナには、第2ステージ(ベスト32)から登場した。

 6月28日に行なわれたデフェンサ・イ・フスティシア(アルゼンチン)との第1レグ(アウェー)では、後半開始早々、ボランチが退場処分を受けて10人になり、その後は防戦一方。相手の猛攻を必死に耐え忍んでいたが、あろうことか残り1秒で失点して0-1で敗れた。ただし、決して勝てない相手ではなく、7月25日にホームで行なわれる第2レグで勝ち上がるチャンスは残っている。

 今季序盤に比べて成績が下降している最大の理由は、対戦相手から戦い方を徹底的に研究されているせいだろう。マンシーニ監督は今季、主として4-3-3のフォーメーションを採用してきた。中盤の守備を重視してボランチ3枚を並べるのだが、局面を打開できるプレーメーカーがおらず、攻撃がサイドに偏っている。

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