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次の京都旅はここで呑もう。ツウが知る「京都三大名居酒屋」

7/7(金) 21:40配信

エイ出版社

京都三大居酒屋をご紹介!

京都には神社仏閣、季節ごとの絶景など多々あれど、やっぱり楽しみなのは現地での食事。少し背筋を伸ばして行く料亭もいいですが、あえて着飾らず、地元の居酒屋にふらりと足を運ぶのもおすすめです。地元民に愛される、等身大で楽しめる京都三大居酒屋を紹介します。

【1】これぞ正調酒場のお手本「神馬」

昭和9年創業。入り口にコの字カウンター、奥には大きな1枚板のテーブル席が鎮座しています。西陣の旦那衆が通いつめた創業当時は1日に100升もの酒が出ましたと2代目の酒谷芳男さんは話します。彼らが飲んでいたのは、いまも受け継がれている神馬の看板ブレンド酒。灘の酒を6種類、「それこそ長年の勘ですよ」と話す芳雄さんが独自でつくっているのです。

気取らない、皆に開かれた大衆居酒屋

現在は、15年前に修業先から戻った3代目の直孝さんと二人三脚。定番の居酒屋メニューから割烹を思わせる逸品で常連客をもてなしています。「ずっと続けていると次は? と期待してもらえる。だから素材へのこだわりは強くなりましたね」と直孝さんは笑う。いまも遠方からやってくる人もいるといいます。しかし「ウチは大衆居酒屋。気軽さがないとダメですよ」と、どの客とも距離感を大切にした酒場のあるべき姿を保ち続けています。

【DATA】
●神馬
住所:京都市上京区千本通中立売上ル西側玉屋町38
営業時間:17:00~21:30
定休日:日曜
電話:075-461-3635

100種を超える短冊の壁「たつみ」

ズラリと壁に貼られた短冊の数々。創業時には串かつとどて焼きしかなかったとは信じられないほど。創業は昭和43年。「万長酒場」という屋号で、当時人気だった「万長」の樽酒を出す立ち飲み店としてオープンしました。現在調理場に立つ谷口達男さんも当初から働きはじめ、徐々にメニューを増やしてきたというが、実は谷口さんの料理は独学。食べ歩きや雑誌などから技を盗み、腕を磨きながら100を超えるメニューを生み出してきたのです。

【2】季節で替わる品書きと変わらぬ店のスタイル

「お客さんのわがままに対応してると数が増えてね」と語る谷口さんの横で、現在店を回す娘の上田さんは「でも美味しいと言ってもらえたものしか残ってないわよ」と笑う。実はこの短冊、営業中も密かに貼り替えているというから驚き。そうして増えてきたメニューとともにいつしか「万長」の酒がなくなり屋号は「たつみ」に。街頭もなく薄暗い通りだった店前が、明るいメインストリートへと様変わりしてきたが「オジサマたちの喫茶店」というお店のスタンスは変えなかったと話します。迎え入れるその不変の温かさに惹かれ、取材中も女性のお一人様がフラリ。いまやみんなの喫茶店と呼ぶにふさわしい。

【DATA】
●たつみ
住所:京都市中京区裏寺町通四条上ル中之町572
営業時間:立ち飲み…12:00~22:00、座席・テーブル…12:00~21:00
定休日:木曜
電話:075-256-4821

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最終更新:7/7(金) 21:40
エイ出版社