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武蔵小杉が「住みたい街」と答える人の共通点

7/7(金) 8:00配信

東洋経済オンライン

 武蔵小杉は、近年急激に人気を集めている街だ。不動産情報サイトのSUUMOが毎年発表する住みたい街ランキングでは、2015年に大きく順位を上げて5位に入り、2016年には4位と、人気は高まり続けている。一方、タワーマンション嫌いの人や人工的な街が嫌いな人にとってはなぜ住みたいのかわからない街でもある。いったい、どのような属性の人がこの街に住みたいと思っているのだろうか。

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そこで私は、独自の「住みたい街調査」に基づいてさまざまな分析を行った。すると、興味深い結果がたくさん出た。その1つが武蔵小杉を好む人の傾向だった(その一部は拙著『東京郊外の生存競争が始まった!』光文社新書 参照)。

■独自調査! 誰が武蔵小杉に住みたいのか

 「住みたい街調査」とは、2016年6月に筆者と三菱総合研究所が共同で行った調査で、1都3県居住の20~40代の男女1500人に106の街から住みたい街を複数回答で選んでもらった。

 全体における武蔵小杉の順位は、6.5%で15位。男性は7.2%で13位、女性は5.8%で20位。また年齢別に見ると、20代は6.9%で13位、30代は6.35%で11位、40代は6.5%で11位であり、おしなべて10位台前半だった。しかし細かく集計をしていくと武蔵小杉の順位が上がり、1位になることもあるのだ。

 まず男性の年収別で見てみると、年収が高いほど武蔵小杉の人気が高く、600万円以上では10.8%で6位だった。


 さらに神奈川県居住の男性だけで見ると、年収600万円以上の男性の15.7%が武蔵小杉と回答しているが、年収200万円未満の男性を除けば、15%前後が武蔵小杉を支持しており、年収による差はあまりない。

 雇用形態別に見ると、1都3県の正社員(公務員を除く)の男女で武蔵小杉に住みたい人は9.4%であり、7位。パート、アルバイトでは3.7%で51位。派遣社員では5.6%で25位と差が大きい。武蔵小杉は正社員が好む街なのだ。 

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