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何を「しない」子育て? 吉田尚記アナとアドラー心理学の専門家がママの「困った」を解決!

7/7(金) 11:40配信

ダ・ヴィンチニュース

 子どもと買い物に行ったとき「これ買って~」「ダメよ」「やだ、ほしいよ~」と子どもがジタバタ。子育て中にありがちなシーンだが、ママとしては「躾」をちゃんとしたいし、「周囲の視線」も気になるしでホントに悩ましい。

 あるいは、仲良く遊んでいたはずの子どもたちがケンカになってしまう、これもよくある困ったシーン。心配だけど子どものケンカに親があんまり口出ししても…となかなか介入が難しい。

 このほど登場した『アドラー式「しない」子育て』(向後千春、吉田尚記/白泉社)は、そんなよくあるママの「困った」にヒントを与えてくれるかもしれない。育児に悩むママとアドラー心理学の専門家が「座談会形式」で悩みを解決していくというこの本、実際に取り上げられているお悩みが「息子がパパを嫌がります」「お姉ちゃんが双子の妹の片方だけかわいがります」「子どもの同士のけんか。親はどうすれば?」「姉妹のほめ方のバランスに悩んでいます」など、身近なものばかりだからだ。

“オープンカウンセリング”が効果的!

 アドラー心理学においては、同じ悩みを持つ人を集めてオープンに体験を語り合う“オープンカウンセリング”という手法が「(悩みの)深刻さを落とせる」と人気で、この本もそれに倣っての座談会形式。専門家の向後千春先生の迷いのないきっぱりとした助言に、ニッポン放送アナウンサー吉田尚記さんがパパ目線で語るという絶妙な合いの手が加わり、最初は深刻だった相談者のトーンも次第に軽く、最後は笑顔が漏れる感じになっていくのがいい。近頃アドラー心理学の子育て本は多数あるが、本書はいわゆる「解説本」ではなく、リアルな「ケーススタディ集」といった感じ。「アドバイスでどう変わったか」とママの後日談も参考になる。

コストコみたいなお店で練習!?

 ちなみに冒頭にあげた2つのお悩み。向後先生によれば、自立を重んじるアドラー心理学には「優しくきっぱりと」という育児の原則があり、お店で地団駄を踏むようなときには、「今日は買えません。ずっと暴れていますか、それとも泣き止んで一緒に帰ってごはんを食べますか」ときっぱり選択肢を与えるのがいいとのこと。怒らず叱らず、本人の意志を尊重してあとは根比べ。親も覚悟を決めて、子どもがたとえ地団駄踏んで疲れて帰る事になっても我慢。子どもだってイヤな体験は一回でもすれば避けるようになるし、「駄々をこねても平気なくらい広い、コストコみたいなお店で練習(笑)」(向後先生)だ。

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