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すべてはスペック3の実力次第。第9戦にホンダF1の命運がかかる

7/8(土) 11:20配信

webスポルティーバ

「新エンジンは何も変わっていない」

 ホンダが『スペック3』パワーユニットを実戦投入する第9戦・オーストリアGPの開幕を前に、フェルナンド・アロンソがかなり厳しい批判を口にしたと報じられた。母国スペインの『EFE通信』の取材に対して語ったという。

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「新しいエンジンを持ち込むのはプレスリリースの見出しに書くためだけだ。でも、実際には何も変わっていない。(前戦の)バクーのフリー走行で試したけど(マクラーレンの2台は)最後尾と後ろから2番目だったじゃないか」

 ところが木曜日にレッドブル・リンクへ姿を見せたアロンソは、一転してホンダをケアするようなコメントに終始した。

「今回の変更は小さなステップアップだ。だけど、どんなステップアップも歓迎だよ。ホンダは3年にわたって厳しいシーズンを過ごしてきたけど、ホンダのみんなが全力で努力してくれているのはわかっているし、日夜進歩もしている。前に進めることを願っているけど、時間がかかることも事実だと思うよ」

 この豹変ぶりには、スペインの記者も「彼はマクラーレンからホンダを追い出したいのか、それとも別の思惑があるのか、何がしたいのかまったくわからない」と首をひねる。

 だが、アロンソの発言の真意は、美辞麗句が並ぶプレスリリースのように過度な期待はすべきではない、というところにあったのだという。

「僕が言いたかったのは、まだまだこれから伸びていくということだよ。今回のパワーユニットは大きな変更ではなく、小さなステップアップであり、小さなバージョンの違いでしかないんだ。そんなに多くは期待していないよ。エンジン自体はそれほど変わっていなくて(スペック2と)似たようなものだからね」

 マクラーレンのオーストリアGPプレビューリリースには、必要以上にポジティブなコメントが踊っていた。アロンソは、それが気に入らなかったようだ。

「バクーの金曜日に試したけど、トップ5や表彰台を争えるレベルではなかった。だから、金曜日だけで下ろして旧型に戻したんだ。バクーのフリー走行ではマッピングなどの問題で、まだフルにポテンシャルが引き出せていたとは言えないから、今週末ここでどうなっているかを確認する必要があるけど、いずれにしても小さなステップだし、(シミュレーションによる出力向上の)理論値としてもここで多くを語るほどの価値はないんだ」

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