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インターネットの自由が死ぬ日が来たか --- 松本 孝行

7/8(土) 17:15配信

アゴラ

先日、ウェブライターとして有名なヨッピーさんが「水分を取らずに30時間我慢してから飲む水が最高に美味かった件」という記事をアップロードしていました。コカ・コーラ社のいろはすというミネラルウォーターをPRするための記事でしたが、私は読んでなかなか楽しめました。

バカバカしいチャレンジですし、ドンドン顔色が悪くなっていくのも「ああ、人間は水分が必要なんだな」と思わせるに十分なものでした。しかし残念なことにこの記事は炎上してしまい、現在は見ることができなくなっています。(ご指摘について | SPOT(スポット)(https://travel.spot-app.jp/toyama_i-lohas_yoppy/))。見る人がマネをすると危険だから、ということだそうです。何回もお断りとして「真似しないで下さい」と書いていたにも関わらず、です。

しかしこの記事を読んだユーザーの皆さんは記事が非公開になることで満足なのでしょうか?私にはインターネットの自由がまた一つ死んだ、と感じました。

東日本大震災の自粛・不謹慎の抑圧

この件で思い出すのは東日本大震災えの不謹慎・自粛ムードです。東日本大震災が発生した当初、多くの人が混乱していましたが、そこでTwitterを始めとしたネット上でも「◯◯をするのは不謹慎だ」「◯◯は自粛すべきだ」と言った声が多く上がっていました。

そこで私はアゴラに地震発生から2日後の2011年3月13日、「不謹慎・自粛ムードに関する反論 - 松本孝行」(http://agora-web.jp/archives/1278351.html)というエントリーを投稿しました。この時、多くの人にシェアしてもらい、賛同してもらったのを覚えています。その後、「東日本大震災で「ユーモア」が許されないこの緊張状態は危険 ‐ 岩崎聖侍」(http://agora-web.jp/archives/1279887.html)という私の主張を補強していただくような、エントリーも投稿されました。

アゴラの力がこの時どの程度だったかは計測できませんが、徐々に不謹慎・自粛ムードが弱まっていき、各地で日常が取り戻されていきました。もちろん被災地はまだ復興途中でしたが、それ以外の地域で無駄な自粛は減っていきました。

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最終更新:7/8(土) 17:15
アゴラ

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