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【生前整理収納のススメ】見える化→分別→処分→収納で人生を見直し、新たな出発を

7/8(土) 20:30配信

週刊女性PRIME

 家の状態は、人の身体と一緒。食べすぎで太っていると、病気になります。長い間にためこんだものを片づけて、すっきりしませんか? 「生前整理」とは過去の積み重ねや人間関係、しがらみ、思い出を整理し、人生を見直す作業、そして新しい自分の出発でもあるのです。

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■生前整理とは人生の見直し

 毎日「何とかしなくちゃあ」「片づけなくちゃあ」とプレッシャーを感じながら、片づけられない人、とっても多いんです。その原因が、大流行した「断捨離」という考え方。捨てなければ片づけられないという間違った思い込みを持ってしまっているから。

 片づけのプロ・戸田里江先生によれば、

「捨てなければの気持ちが強い人ほど片づけられないんですよ。思い出の品は簡単に捨てられませんよね。もったいないって気持ちが出るのも当然です。私が提唱する戸田メソッドは、捨てることを考えるのではなく、自分の人生設計を見直して、新しい生き方を始める整理方法です」

 さあ、戸田メソッドで生前整理を始めましょう。

【1】自分が何を持っているのか『見える化』する

■持っているものの20%しか使わない

 家の中にものがあふれているとわかっていても、どんなものがどれだけあるのか把握していますか? 戸田メソッドは押し入れや納戸の中から、タンスや食器棚の中まで、すべて出して見えるように床に並べることからスタート。

「例えば、キッチンにストックされている食品たち。砂糖や小麦粉が何袋も出てきたり、カレー粉が20個以上もあったり。食器棚には古いお皿や、欠けた茶碗までが詰め込まれていたりして。まずは『見える化』して、現状の確認を行うのです」(戸田先生)

 押し入れの中のものも全部引っ張りだしてみる。何年も開けていない衣装ケースの中に、「こんなのがあったんだ」というコートやブラウスがしまい込まれているのでは。

「いつか使おうと取っておいた新品が、忘れられたまま放置されていることも珍しくありませんよ」と戸田先生。

「私たちは持っているもの全体のわずか20%しか使い回せていないんです。あれもこれも、いつか必要になるかもしれないと思って手放せないでいるけれど、ほとんどは使わないものだということです」

■片づけられない人の心の中は

『何でこんなにものがあるのだろう』─あなたは今、ちょっとガク然としているかも。そして『私は片づけが下手なんだ』と、ため息をついているのでしょうか。

「ここであきらめてはダメですよ。雑然とした状況に甘んじて、『片づけなければ』と思いながらも、いつまでも着手しないでいると、自分ってダメ人間なんだと思うようになってしまうのです」と戸田先生。

 人生の後半に向かって行う生前整理は、これまでの生き方からちょっと立ち止まって身の回りにあるものと、心のありようを整理して、これからの人生を前向きに歩いていくための作業。これから幸せに生きていけるかいけないかの分かれ道でもあるので、面倒がらずに、さあ、片づけましょう。

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最終更新:7/8(土) 20:30
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