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優待株の「利回り」が相対的に低下。何を基準に選ぶべきか?

7/8(土) 8:50配信

HARBOR BUSINESS Online

今や上場企業の30%以上が実施している株主優待。ブームが続きその優待品も多岐に渡るなか、“本当に得する”優待銘柄を達人4人が厳選ピックアップ!彼らが銘柄を選ぶ際の基準、狙い目など“優待戦術”についてもまとめているので、要チェック!

◆利回りの低下、長期保有優待株の増加……目利き力がより重要に!

 かねてよりファンは一定数存在したものの、数年前に一大ブームが到来した株主優待。その流れは今もなお続き、国内で優待を実施する企業はなんと1300銘柄以上にまで増えている。「とはいえ、ここ最近は全体的に高値圏なので優待利回りは低下しています」

 そう語るのは個人投資家にして人気優待ブロガーのともさん氏。彼の言う“優待利回り”とは「優待を現金換算した際の利回り」のことで、優待銘柄を選ぶ際の大きなポイントとなる。

 また、アナリストの谷山歩氏も株主優待をめぐる現況についてこう指摘する。

「ブーム以降、優待をもらったらすぐに株を売る人も増えたため、最近は長期保有する株主を優遇する優待株が増えている印象です。目先の優待利回りだけでなく、こうした長期保有でのメリットにも目を向けるべきでしょう」

 つまりは、お得な優待株を見抜くための“目利き力”が以前より問われる時代になっているということだ。“カリスマ優待主婦”と呼ばれる夕刊マダム氏は「そんな時代でも、まずは日々の情報収集が目利きの第一歩」と語る。

「優待の新設、変更、廃止は日々行われています。お得な優待株を得するうちに買うためにも、まずは適時開示情報などでの情報収集が必須です」

 こうした声に同調しつつ、有名優待ブロガーのぱんだ氏はこう続ける。

「利回りなどを意識して選ぶことも当然重要ですが、優待の醍醐味は届いたときのワクワク感、そして実際に届いた物を使ったときの満足感だと思っています。『欲しい!』と思った優待品目当てで選ぶ目線も大事にしています」

【谷山 歩氏】

元証券ディーラー。現在はYAHOO!ファイナンスで投資の達人として記事を執筆する個人投資家。著書に『超優待投資・草食編』(インカムライフ出版)

【ともさん氏】

ブログ「株主優待生活のすすめ」を日々更新する個人投資家。’00年ごろから優待中心の投資にシフトしたベテラン

【ぱんだ氏】

ブログ「ぱんだの株主優待生活」が人気の優待ブロガー。昼は会社員として働きながらコツコツ投資先を増やしている

【夕刊マダム氏】

これまで幾多のマネー誌にも取り上げられた“カリスマ優待主婦”。ブログ「夕刊マダムの悠々優待生活♪」

取材・文/城戸和弘 大格宗一郎(本誌)

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