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大人気「iDeCo」で失敗しない4つのポイント

7/8(土) 9:00配信

東洋経済オンライン

 最近は個人型確定拠出年金(=iDeCo)がブームになりつつあります。原則として、2017年1月からこの制度は誰でも利用できるようになりました。そのため、一挙に加入者の数が増え、昨年末の加入者約30万人が、今年の5月末では50万人となっています。

■なぜiDeCOを利用するとき、金融機関選びが大事なのか

 それまでの15年間で到達した加入者の約7割(20万人)が、たったこの5カ月で増えたことになりますから、ものすごい伸びです。おそらくは、今後も拡大傾向が続くと思われますので、今後iDeCoに加入しようと検討している人も多いだろうと思います。そこでぜひ気をつけていただきたいことが1つあります。それは「どこの金融機関(=運営管理機関)を利用するか」ということです。

 iDeCoを利用する人は、自分で運営管理機関を選ぶことになるわけですが、この運営管理機関を選ぶということはiDeCoを始めるうえで非常に重要です。なぜなら、「各業者によってサービス内容と価格、商品の質や種類がかなり異なる」こと、そしてもし「その運営管理機関選びに失敗しても、さまざまな理由で運営管理機関を変更することが難しいこと」、という2つの理由があるからです。したがって最初に選ぶ際に慎重に検討することが大切です。

 ところが、どこの運営管理機関を選べばいいかについて、一般の人はあまり情報を持っておらず、知名度や宣伝文句だけにつられて選んでしまうこともしばしばです。また「口座管理料が無料」ということで安易に選んでしまうことになりがちですが、これはそれほど単純な話ではありません。そこで具体的にどうやって運営管理機関を選べばいいのか、そのポイントをお話ししたいと思います。


 ポイントは4つあります。まず初めは「運用商品の種類」です。これは分散投資を行うために十分なカテゴリーがそろっているかどうかです。かつて一部の運営管理機関の中には極端に商品カテゴリーが偏ったプランがありましたが、これは好ましいことではありません。長期に資産を運用しなければならないiDeCoにとっては、分散投資がきちんとできることが大前提だからです。商品数は必ずしも多い必要はありませんが、一部のカテゴリーだけに偏った商品しかないような運営管理機関は最初にふるい落とすべきでしょう。

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