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NTTグループ、VRでスポーツ観戦 先行の米国にらむ

7/9(日) 7:47配信

NIKKEI STYLE

 NTTドコモとサッカーのJリーグは相互協力を推進する「トップパートナー契約」を結んだと発表した。仮想現実(VR)を使った試合観戦や、選手の走行距離などの情報をリアルタイムで配信する。契約期間は2017年7月から19年12月まで。最先端の技術を導入し、スタジアムに加えスマートフォン(スマホ)でもスポーツを楽しめるようにする。
 6月30日に都内で開いた記者会見で、ドコモの吉沢和弘社長は「Jリーグの選手の息づかいや脈拍をリアルで見てもらえるようになる」と話した。Jリーグの村井満チェアマンは「NTTグループのノウハウが不可欠」と話した。ドコモは今後、次世代通信規格の第5世代(5G)通信を使った中継の配信なども計画する。
 JリーグはNTTグループと技術面をサポートする「オフィシャルテクノロジーパートナー」契約も結んだ。Wi―Fi(無線LAN)など通信サービスを活用した「スマートスタジアム」での連携を深める。
 スタジアム周辺にある商業施設の割引情報などをスマホで見られるようにするほか、Jリーグの過去の試合の映像も閲覧できるようにする。
 NTTグループの最新技術をJリーグに「総動員」する。スタジアムの観客に加え、スマホやテレビなどで観戦を楽しむ人にもVRなどを使うことで様々な観戦スタイルに対応する。
 スポーツのIT(情報技術)化では米国がリードしており、日本は出遅れているといわれる。「技術を導入するときに、スポーツはユーザーへの訴求力が高い」(NTTの新ビジネス推進室の戸松正剛担当部長)。NTTグループはこれを機に米国との差を縮める。
(大西綾)
[日経産業新聞2017年7月3日付]

最終更新:7/9(日) 7:47
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