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六道絵から水木漫画まで地獄絵オンパレード

7/9(日) 11:03配信

Wedge

 生前に悪行をなしたものが死後に送られ、責め苦を受けるとされる「地獄」。燃え盛る業火(ごうか)や血の池、閻魔(えんま)大王など恐ろしい絵図が知られるが、近世には庶民の娯楽文化の影響を受けたユーモラスな「楽しい地獄絵」も登場するなど、そのイメージは広がっていった。今夏、さまざまな地獄絵が集結する展覧会が開かれる。

 会場は、「ようこそ地獄の世界へ」から「憧れの極楽」まで5つの章で構成。漫画家、水木しげるの絵本『水木少年とのんのんばあの地獄めぐり』の原画で八大地獄をめぐる展示からスタートする。

 続いて、平安時代に恵心僧都源信(えしんそうずげんしん)が六道(地獄、餓鬼、畜生、阿修羅、人間、天上)とその一つである地獄について著した『往生要集(おうじょうようしゅう)』の「建長五年(1253)版」をはじめ、六道や閻魔大王などに関する書物や絵画を展示。熊野信仰を庶民に広めた熊野比丘尼(びくに)が持ち歩いたとされる、人間の生老病死と地獄極楽を一画面に分かりやすく描いた「熊野観心十界曼荼羅」も公開される。

展示の最後は、地獄と対をなす、極楽をイメージした浄土図や来迎(らいごう)図を紹介。仏教独自の来世観である地獄や極楽が、日本でどのように描かれ、人々に伝えられていったかを知ることができる。

* * *

●特別展 地獄絵ワンダーランド
 <開催日>2017年7月15日~9月3日
 *会期中、展示替えあり
 <開催場所>東京都中央区・三井記念美術館(東京メトロ銀座線三越前駅下車)
<問>TEL 03(5777)8600

*情報は2017年5月現在のものです。料金・時間・休館日などの詳細は、お出かけの際、現地にお確かめください

狩野直美

最終更新:7/9(日) 11:03
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