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インフルエンサーを広告代理店のように扱うブランドたち

7/9(日) 8:10配信

DIGIDAY[日本版]

エージェンシーを通さずに、インスタグラムやソーシャルメディア上の有名人と、直接クリエイティブの製作を行うブランドの数が増えている。これまでのインフルエンサーは、エージェンシーからのディレクションによって、コンテンツ生産マシーンのように扱われていたが、いまは違うのだ。

従来エージェンシーは、インフルエンサーの元を訪れて、写真やビデオの種類を詳細に記したストーリーボードを見せ、リクエストするということを行っていた。それに対して、クリエーターたちは自分のチャンネルに投稿するという形で応える。そういう流れだった。

しかし最近は、インフルエンサーを直接クリエイティブスタッフとして活用するブランドが増えている。RFP(提案依頼書)を見せ、彼らにキャンペーン全体のプランニングと遂行を委ね、広告にしているのだ。

より安く、より早い製作体制

これは業界の流れを変えつつある。より安く、より早いこの製作体系でもって、インフルエンサーたちがコンテンツ部門として、エージェンシーの代替機能を担っている。今年行われたスーパーボウルでは、その直前の金曜日にビールブランド・バドライト(Bud Light)を抱えるアンハイザー・ブッシュ(Anheuser-Busch)は、ハッシュオフ(Hashoff)という会社にコンタクトをとった。ハッシュオフはインフルエンサー測定企業である。

ハッシュオフとアンハイザー・ブッシュはともにFacebookとインスタグラムにおける20人のマイクロインフルエンサーを特定した。そしてインフルエンサーたちは画像とビデオを合計で40本製作。バドライトはこれを、スーパーボウルが開催される週末に利用した。その結果、86万6000のオーガニックビューを集めている。

バドライトはNFLのドラフトが行われる週末にも同じことを行った。下にあるのはバドライトが広告として使用した投稿の例だ。

ハッシュオフのCEOであるジョエル・ライト氏は言う。「マーケットはいま、大きな動きを見せており、そこにおいてブランドたちは、テクノロジーを使ってインフルエンサーたちと関係性を築くことができている。そして、その関係性を継続的なものにしたいと、考え方は進化しつつある」。

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