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パックンが教える、相手を「説得」するための話術

7/9(日) 11:10配信

ライフハッカー[日本版]

『パックンの「伝え方・話し方」の教科書 世界に通じる子を育てる』(パトリック・ハーラン著、大和書房)の著者は、ご存知のとおり、お笑いコンビ「バックンマックン」のひとり。ハーバード大学比較宗教学部卒業という実績の持ち主でもあり、現在は東京工業大学でコミュニケーション術の講師も務めているそうです。

【画像】パックンが教える、相手を「説得」するための話術

そんな実績を軸に、独自の子育て法を明かしたのが本書であり、その主たる目的は「しゃべれる大人」になること。しゃべらない子どもは「しゃべれない大人」になってしまう可能性が高まりますが、「しゃべれる大人」になると、いいことが山ほどあると主張しているのです。

どんな大人もコミュニケーション力があると、得すること三昧です。

仕事がうまくいく。家庭がうまくいく。興味のある分野が広がる。興味のある分野でその興味を満たすツールが増える。何かが上手くなりたい、もっと知りたいというとき人に話を聞ける。さらに、英語ができたら世界中の話を聞ける。自分ができたことを世界に発信するときのツールにもなる。絆が深まる。近所づきあいがよくなる。親子関係がよくなる。きっと老後ももっと楽しくなる。いいことばっかり!(「はじめに」より)

そんな本書のなかから、きょうはハーバード仕込みの話術「エトス」「パトス」「ロゴス」について解説した第4章「ハーバード流話術『エトス』『パトス』『ロゴス』を子どもに使う」を見てみたいと思います。これを駆使できれば、子どもの「食いつき」がおもしろいほどよくなるのだといいます。

相手を説得する話術「エトス」「パトス」「ロゴス」

この項で紹介されている「話術」とは、ギリシャの哲学者、アリストテレスも唱えている「話術の基本」。それは、「エトス」「パトス」「ロゴス」の3要素から成り立っているのだそうです。アリストテレスの『弁論術』に書かれており、議論好きだった古代ギリシャ人が使っていた弁論術、説得術などの言語表現法を体系化したもの。

アリストテレスいわく、弁論の目的は、「論破」ではなく「説得」にある。人と対話をしたり議論をしたりするとき、相手を任したり泣かしたりするのではなく、相手が納得して動き出すように話術を用いるべき。(180ページより)

そして、その説得に使うツールが「エトス」「パトス」「ロゴス」だというのです。著者もこの理論を通して自分の過去の成功例を分析したところ、話がうまくいったときは、だいたいこの3要素を無意識に取り入れていたことに気づいたのだそう。

さらには、これらを意識して話すようにすると、プライベートでも仕事でも、より狙いどおりの結果が得られるようになったというのです。だからこそこの話術を使えば、子どもは親に信頼を寄せ、親の愛情を受け取っていくなかで、本来持っている力を発揮できるようになるのだといいます。

ちなみに3つの要素の定義は、次のようになるそうです。

「エトス」は信頼度。

「パトス」は感情。

「ロゴス」は言葉の力。

(183ページより)

まずはこれを頭に置いて置くことが大切。次に、それぞれについて見てみましょう。(180ページより)

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