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イチロー、消えない「15秒の衝撃」 球宴史上唯一のランニング弾に再び注目

7/9(日) 20:34配信

THE ANSWER

07年の球宴ランニング弾を米メディアが特集「とにかく速すぎたんだ」

 米大リーグのオールスター戦が11日(日本時間12日)に行われる。一流選手がズラリと揃う夢の祭典では、数々の名シーンが生まれてきたが、07年にイチローが果たした球宴史上唯一の偉業「ランニング本塁打」をMLB公式サイトの動画コーナー「Cut4」が特集。10年を経てもあせないレジェンドの「15秒の衝撃」が脚光を浴びている。

【動画】とにかく速すぎた「15秒の衝撃」…「Cut4」が紹介したイチローの球宴史上唯一のランニング弾の瞬間

 今もスタジアムの興奮が甦ってくるようだ。

 マリナーズに在籍していた07年、入団以来7年連続で球宴に選出されたイチローは「1番・中堅」で先発。そして、1点を追う5回に歴史的瞬間が訪れる。

 無死一塁の場面で内角の速球を振り抜くと、高々と舞い上がった打球は右翼フェンスを直撃。しかし、AT&Tパーク特有のレンガになっている壁に当たり、右翼手の読みとは反対に右翼線方向に大きく跳ねた。ボールは右翼フェアゾーンを転々する間にイチローは驚異の俊足で加速。右翼手が懸命に捕球に向かうが、内野に返球を試みた時にはすでに三塁を蹴っていた。

 そして、捕手にボールは返ってくることなく、悠々とスタンディングでホームイン。最後は流しながらスイングから擁した時間は15秒。こうして球宴史上唯一のランニング本塁打が生まれた。

現在に至るまで唯一の偉業「イチローに全くもってふさわしい記録だ」

 記事では、AT&Tパークの特殊なフェンスが外野手にとって処理が難しいことを紹介。しかし、史上初のランニング弾の要因について「イチローがとにかく速すぎたんだ」と記し、「15秒の衝撃」に賛辞を送っている。

 また、球宴でランニング弾は現在に至るまで唯一のことで、記事は「この記録がイチローのような唯一無二の才能に属するなら、全くもってふさわしい記録だ」と称賛した。

 この試合、イチローはランニング弾を含む3安打と大活躍し、自身初となる球宴MVPの活躍。主役の座を欲しいままにしていた。その後、メジャー通算3000安打をはじめ、数々の金字塔を打ち立てている背番号51。それでも、10年たっても特集される史上唯一のランニング弾が残したインパクトは特別だったようだ。

 目前まで迫っているオールスター。果たして、今年はイチロー級のスーパープレーが生まれるか。夢の祭典の幕開けは、すぐそこだ。

ジ・アンサー編集部●文 text by The Answer

最終更新:7/10(月) 10:09
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