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ANA、JAL、suica、交通系クレジットカードのチャンピンオンは?

7/9(日) 9:10配信

HARBOR BUSINESS Online

星の数ほどあるクレジットカードだが、近年、さらなる激変が起きているという。今回、カードのプロが本当に使える最強クレジットカードを厳選、タイプ別に分類し、ここに紹介する!

◆Suica系が圧倒的に有利。マイル一元化の発想も有効!

 ペーパーレス化は陸路や空路での移動の世界にも及び、紙の切符や航空券を手にする機会もグッと減ってきた。代わって現在、不可欠な存在となってきているのが電子マネーによる決済だ。クレジットカードとも相性がよく、電子マネーと一体化しているケースも多いが、実際のところはどうなのか?

「鉄道系ではJR東日本のSuicaが圧倒的な強さを誇っています。Apple Payと組んだことも大きいが、ポイントが貯まりやすいのが魅力。その中でも『ビックカメラ Suica カード』は最強の存在ですね」(ポイント交換サービス「ポイ探」代表取締役を務める菊地祟仁氏)

 関東の私鉄や東京メトロ、都営交通などはPASMOで統一されているものの、「Apple Payには参加しておらず、貯めやすさでは見劣りする」という指摘も。さらに、Suicaの利点を消費生活ジャーナリストの岩田昭男氏もこう訴える。

「Suicaに搭載されているFeliCaは日本だけのガラパゴス規格ということでこれまで苦労してきましたが、Appleがあえてそれを選んだのは、同じく非接触型として競合する欧米の普及規格よりも反応速度などが大きく勝っていたから。Apple Payでの採用を機に、世界標準に昇格する可能性が十分にあります」

 世界標準となれば、さらに使い勝手が良くなるはず。今のうちに作っておいても損はない。一方、鉄道系のカードは航空会社とのマイルとも連携している。冒頭でも触れた菊地氏の例のように、マイルに一元化するのを前提とするのも有効だ。

・ビューカード ビックカメラSuicaカード

Suicaチャージや切符・定期券購入で還元率が1.5%も!

国際ブランド:VISA JCB

初年度年会費:無料

翌年度年会費:515円(年1回以上利用で無料)

ポイントの種類:ビックポイント、ビューサンクスポイント

基本還元率:1%

電子マネー対応:Suicaなど

JR東日本でのSuicaチャージ、切符・定期券の購入で還元率1.5%のポイントがつく。ルミネ商品券への交換で還元率が1.83~1.91%にも

・JALカード TOKYU POINT

東急グループをよく利用するならマイルが続々貯まる

国際ブランド:MasterCard VISA

初年度年会費:無料

翌年度年会費:2160円

ポイントの種類:Okidokiポイント、メトロポイント

基本還元率:0.5%

電子マネー対応:モバイルSuica

東急グループの電車やスーパー、百貨店などの利用でポイントが貯まり、JALのマイルに移行できる。また、WAONチャージでもマイルを獲得可

・ジェーシービー ソラチカカード

LINE Payカードと、組み合わせるといっそう有利に!

国際ブランド:JCB

初年度年会費:無料

翌年度年会費:2160円

ポイントの種類:Okidokiポイント、メトロポイント

基本還元率:0.5%

電子マネー対応:モバイルSuica

東京メトロ乗車で5ポイントが貯まり、土日祝日には3倍に。2%還元のLINE Payカードと組み合わせるとさらに有利。ANAマイルにも交換可能

【菊地崇仁氏】

「ポイ探」代表取締役。貯めたマイルで毎年、沖縄に家族旅行をするクレカのプロ。All Aboutにて「クレジットカード」「電子マネー」などを執筆中。著書に『新かんたんポイント&カード生活』など

【岩田昭男氏】

消費生活ジャーナリスト。’52年生まれ。早稲田大学卒業後、月刊誌記者などを経て独立。フリージャーナリストとして、クレジットカードや電子マネー事情にも精通。著書に『Suicaが世界を制覇する』などがある

取材・文/大西洋平

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