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株主優待活用術、22万円分の家電も実質タダで獲得

7/10(月) 17:00配信

マネーポストWEB

 優待内容ひとつで株価が左右されるほどの人気となっている株主優待。決算が集中する3月、9月だけでなく、夏に向けても注目優待は目白押し! そうした中で、個人投資家たちはどんな優待投資を実践しているのか。運用額2億円超のバリュー投資家「かぶ1000」さんが語る。

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 企業決算月が集中する3月と9月は6000万円くらいの資金を投入して優待を狙いにいきます。

 最近は、現物買いと同時に空売りも行なう「クロス取引」による“優待タダ取り”をする投資家も増えました。この手法で一番怖いのは高額な逆日歩(※注1)です。一般信用ができる銘柄はできるだけ一般信用で、そうでない銘柄は逆日歩に注意しながら制度信用で空売りしながら優待を取ります。

【注1/「逆日歩」とは、制度信用取引で貸借銘柄を空売りした投資家が負担するコスト。各証券会社によって設定される一般信用取引の場合、逆日歩はつかない】

 ただ、時期や用途によっては現物買いで優待を取ることもありますし、ビックカメラ(3048)やヤマダ電機(9831)、オリックス(8591)のように長期保有で優待内容が優遇される株は売らずに持ち続けることも。

 ヤマダ電機は100株の保有で年間3000円相当の割引券がもらえますが、1年以上の継続保有で5000円相当、2年以上で5500円相当になります。

 先日、ヤマダ電機で炊飯器やスチームオーブンなど合計22万円分の家電を購入したのですが、現金は1円も払わずに済みました。ヤマダ電機では1000円の買い物につき500円の割引券が1枚使えるので、クロス取引でもらった優待券で11万円分を払って(※注2)、残りは他の優待でもらったギフト券などを使って実質タダでゲットできたんです。

 ここまで大人買いをしなくても、毎年、優待を使って家電を1つ新しく買い替えるくらいはできると思います。

【注2/ヤマダ電機では1回の買い物では最大54枚(2万7000円相当)の優待券までしか使えないが、1品ずつ会計していくと、その都度、優待券を最大54枚まで使うことができる】

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最終更新:7/10(月) 17:00
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