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口臭が気になったら、実行したい「舌の掃除」。ただし、気をつけたいのは…

7/10(月) 12:30配信

OurAge

「最近ではスマホの普及で電話での会話が減っているようですが、会話しない→舌の動きなし→唾液不足&顔の筋肉使わない&血流滞る。また、飲食のバランスが悪い→スムージーなどの飲料に偏る→かまない→舌の動きなし→唾液不足&顔の筋肉使わない&血流滞るという流れになってしまいます。しかもこれは、口臭の原因を作ってしまうのです」、と語るのは
審美歯科ドクター、口元美容スペシャリストの石井さとこさん。

舌はちゃんと働いていると、正しいセンターポイントに収まっているという。
「舌の最終センターは、口を閉じたとき、舌の先が上の前歯の裏側にきちんと収納されていれば、OK!この位置に収まっていると、口呼吸や口臭などの口もとの不調も出にくく、舌の真ん中の舌苔が溜まりやすい場所が、口蓋(こうがい)という上顎の粘膜に触れてナチュラルにお掃除してくれます」

あの嫌な臭い、口臭。これもまた、舌の真ん中付近の舌苔(ぜったい)から約7割出る、と石井さん。

「上記のように、舌の位置が収まって上顎の粘膜に触れてればナチュラルにお掃除できますし、口中のお掃除=歯磨きが出来ていて、体調が良く、舌の活動も好調で、唾液というデンタルリンスがたっぷりと出ていれば、舌苔の匂いは気になりません。舌苔は、食べかすに菌が付着した代謝産物ですから、口中が浄化されて清潔な状態であれば、匂いのもとの硫化水素が発生しにくくなるのです」

口臭はその発生が複雑で複合的で、舌だけの問題ではないのだが、舌を正しく掃除する方法があると語る。

◆舌苔の掃除は、軽く水に濡らした綿棒で

「舌には舌乳頭(ぜつにゅうとう)という小さな粒のような突起がびっしりとあり、ビロードの絨毯みたいに繊細な様子を呈しています。味覚や温覚など、様々な外からの情報をキャッチしています」

同時に、食べ物をかき回して喉に入れたり、会話をするのにも一役かっている。
「感覚プラス運動と、マッスルな活躍をしていますが、舌はとてもデリケート。歯ブラシでゴシゴシなんて声も聞こえますが、歯ブラシは歯を磨くものです。硬い歯のために作られたブラシは、デリケートな舌には強いかも」

実際に、患者さんの中でも毎日歯ブラシで舌磨きして、舌が傷つきダメージ回復に時間がかかった方もいるそうだ。舌苔の匂いが気になった時の掃除を教えてもらった。

「用意するのは、綿棒。この綿棒を軽く水に湿らせます。そして、舌の真ん中付近を奥から外に向けて、だいたい10回ほどささっと拭きます。

力は入れず、ゴシゴシとこすらずにささっとするのがポイント。これで終わり。水に湿らせた綿棒は、舌の粘膜に優しく、余分な負担をかけないし、口中の何億の菌にまみれた綿棒は捨ててしまえばOK。衛生的にも良いし、楽なお手入れだから、忙しくても身につけやすいと思います」

コーヒーを飲んだ後や、舌に残りやすい食べ物を食べた後にささっとするも良し。毎日しなくてもよいので、気になったらささっとしても、と石井さん。自身は、週1回くらいで実行しているそうだ。

「たかが舌。されど舌!舌の活躍で、口もとの周りにハッピーが沢山呼び込めるし、同時にチェック体制を整えると、体調管理もできます。口もとのセンターポイントは美と健康のキーポイントです!」

最終更新:7/10(月) 12:30
OurAge