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がん治療、NPOが根拠ある情報でサポート

7/10(月) 14:16配信

オルタナ

日本人の2人に1人は「がん」になると言われています。「がん」による有名人の訃報も相次ぎ、他人事ではないと感じている人も少なくないと思います。近年は医療技術が進み、早期の発見も可能になっていますが、もし、自分や家族が「がん」と告知された時、世の中に溢れる様々な情報に惑わされることなく、納得できる方法でがんと向き合える人は、どれだけいるでしょうか。「がん」になっても選択肢を持って、自分らしく生きるために――。科学的根拠に基づいた情報を発信し、がん患者をサポートする活動を続けるNPOを紹介します。(JAMMIN=山本 めぐみ)

「科学的根拠に基づいた情報」発信

「実は世間には、研究段階や効果が検証されていない情報が数多く出回っている。がん患者やその家族が、容易に治療の情報を得られるようになってきた一方で、本当に正しい情報なのか判断できないという問題が出てきている」。そう話すのは、認定NPO法人キャンサーネットジャパン(東京・文京)事務局長の木原康太さん(31)。

キャンサーネットジャパン(以下CNJ)では、エビデンス(証拠・根拠)に基づき、データとして効果が客観的に証明されているような「科学的根拠のある」、がんに関する情報を発信し続けています。

「患者や家族が『正しい情報』を知ることはもちろん、『正しい情報の見つけ方』を身につけることで、自分たちが主体となって治療を選択することができる」と木原さんは言います。

ネットやセミナー、冊子も

「大切なことは、がんについて『知る』こと。『知る』ことで、自分にあった治療法や、がんとの付き合い方など、道筋を立てることができる」。木原さんはそう話します。

CNJでは、専門医による詳しい治療の解説動画や、がんに関する冊子を作成し、必要な情報を、必要な時に得られるようにウェブサイトやSNSで発信しています。

がんに関する知識を広めるためにセミナーを開いており、その数は1年間に40~50回に及びます。加えて、がん経験者向けのサロンや講座などを通して、がん患者やその家族が「自分は一人じゃない」と感じられる場を作ってきました。

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最終更新:7/10(月) 14:44
オルタナ

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