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首都で遊ぶ!オーストラリアとニュージランドをホッピング

7/10(月) 12:20配信

GQ JAPAN

オーストラリアとニュージーランドの首都はどこか? シドニーとオークランドと答えた方は残念。中学校の社会科の問題のようだが、答えはオーストラリアがキャンベラ、ニュージーランドがウェリントン。国の中枢となる首都(キャピタル)はビジネスで出張に行くというイメージが強いがアートや美食体験、ホテルライフなど最先端の魅力を持つトラベルデスティネーションでもある。オセアニアを代表するエスタブリッシュメントな二都市をホッピング、成熟したライフスタイルを体感する。

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■オーストラリア~ニュージーランド間初の直行便

2016年9月20日、私はシンガポール・チャンギ国際空港ターミナル3の搭乗ゲートにいた。そこには乗客、シンガポール航空スタッフ&クルーに加えて大勢のメディアが集まっていた。「キャピタルエクスプレス」の就航セレモニーとそれに続く搭乗シーンを撮影するためだ。

関係者のスピーチが行われ、テープカット。ここまで通常だが、このあとシンガポール航空クルーたちによるライブが始まったのには驚いた。まさにちょっとしたミニコンサートでグランドスタッフがトランペットをもち、そして太鼓を叩くスタッフまでいた。ブラックスーツ姿のボーカルもやはりシンガポール航空の職員だという。ノリノリでポップな曲を歌い上げ、搭乗ゲートに集まったゲストたちの中には思わず体を動かしリズムを取る人も。日本の形式ばったセレモニーとは大違いだ。さらに初フライト搭乗者にシャンパンが配られ、シェフが自らサーブする軽食までズラリと並べられている。外のターミナルを移動する客たちが何ごとかという視線をこちらに向けているのがおかしい。シンガポール航空スタイルの就航セレモニーは実に陽気で華やかなものだった。

この日、世界で唯一、オーストラリアとニュージーランドという二国の首都をつなぐ直行便、愛称「キャピタルエクスプレス」がシンガポール航空によってスタートした。シンガポールからキャンベラを経てウェリントン、と3カ国間を往復する週4便運航。これによりオセアニアのふたつの首都と東南アジアのハブ的存在のシンガポールが最短でつながれたことになる。また、キャンベラへの国際線就航はこれが初めてだ。

シンガポール航空のゴー・チュン・ポンCEOは「シンガポール、キャンベラ、ウェリントンを結ぶこの新しい路線は、3カ国の密接な関係を象徴する」とコメントした。

CEOのコメントのように三国は経済・貿易など活発な連携を行っている。首都ともなれば国会、各省庁、各国大使館など行政の核となる場所だ。当然、ビジネスで移動する人間も多い。さらにシンガポール、オーストラリアはシンガポーリアンに人気の観光デスティネーションであると同時に中国系の移住者も多い。家族、親族が行き交うことも少なくない。こういった潜在的なニーズが今回のキャピタルエクスプレスの就航につながっている。

■なぜ首都は旅人にアトラクティブなのか

当然だが首都には国家機関が集中する。国会議事堂、裁判所、国立図書館、官邸や大学などはもちろん国立美術館、国立博物館など国を代表する文化施設も。ポリティカルな施設だけでなくアカデミックな知的好奇心をかきたてる施設が少なくない。

今回、キャピタルエクスプレスが就航したキャンベラとウェリントンにはツーリスト向け観光施設も多い。しかし、それ以上にローカルたちの上質かつ、トレンドも感じさせるライフスタイルに触れる楽しみを味わった。仕事柄、首都へ出張する場合もあるだろう。海外では出張に妻同行ということはあたりまえ。仕事の合間に、あるいはミッションコンプリート後に数日、のんびりとバカンスを楽しむのも悪くない。。次回の旅のTIPSとして私が実際に訪れたキャベラとウェリントンで、とくに興味を引いた場所を紹介する。

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最終更新:7/10(月) 12:20
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