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股関節、肩の痛みに。「痛くない」と暗示をかけながらトライしたいストレッチとは?

7/10(月) 21:01配信

OurAge

私たちが痛みを感じるのは、その電気信号が神経を通り、脳に伝わり、脳が痛みとして認識しているから。しかし、「長引く痛みの中には、その伝達機能に誤作動が起こり、脳が勘違いしているケースがあります」と、医学博士、健康科学アドバイザーの福田千晶さんは指摘する。

「痛みがある場合、まずは整形外科で検査をすることが第一。明らかな痛みの原因が見当たらない、そして、ほかのことに集中していると、その痛みを忘れている…といった場合は、脳の思い込みを疑ってみるといいでしょう」

これを克服するには、「痛み=安静」という、従来の常識を忘れること。「『もう痛くない!』と自分に暗示をかけて、ストレッチなどで徐々に体を動かしていくことが大切です」

特に50代前後は股関節や肩関節に痛みを感じる人が増えてくる。改善のためのストレッチを試してみよう。

●股関節の痛みに。脚を開いての前屈で、股関節の血流改善
股関節の違和感・痛みも、50歳前後の世代によく起こる症状。これも明らかな身体的異常が見つからない場合は、ストレッチで柔軟性を高めることが大切。股関節を広げて、上体を前屈することで、股関節の柔軟性を高め、血行を促進。骨盤内の血流もよくなるので、生理痛・生理不順など、女性特有の不調にも効果的だ。

1.床に座り、左右の膝を曲げ、両足の裏をつけて股関節を広げる。両手は左右それぞれの足首を持つ。膝は床につけるのが理想だが、できる範囲でOK。

2.ゆっくりと体を前に倒し、呼吸を止めずに10秒間維持したら、元に戻す。背筋を伸ばし、お腹を床に近づけるようなイメージで行うのがポイント。

● 肩の痛みに。腕の付け根を伸ばして、肩関節を柔軟に
五十肩や肩コリが痛みにまで発展した…。そんなときはできる範囲で、肩や肩甲骨まわりの筋肉の緊張をほぐすことから始めよう。上体はそのままに、腕の付け根をゆっくりと伸ばすのがポイント。立ったままでも、椅子に座ってでもできるので、オフィスでの長時間パソコンによる疲れ解消、痛みの予防にもおすすめ!

1.背筋を伸ばし、姿勢を正して、立つか椅子に座る。右腕を頭の上に上げ、左手でその手首を持つ。肘は軽く曲がっていてOK。

2.左手で右手を引き、前腕(肘から先)を床と平行にして、10秒キープ。元に戻し、左腕も同様に。これを左右交互に5回行う。

※伸ばした腕が床と平行にならず斜めになったり、首も一緒に傾けないこと。腕の付け根を伸ばし、肩関節や肩甲骨の可動域を広げよう。

最終更新:7/10(月) 21:01
OurAge